2011年12月29日木曜日

年の最後に思うこと

日本人は意識をしなくても、年の最後に
その年の総括を頭のどこかでしているそうだ。

僕は自分の仕事のことをやはり知らない間に
考えていた。

そしていつもの通り自分の仕事はお客さんと
一緒に感動できる旅を、
夢見て、
形にし、
その良さを伝え、
共に旅先で感動し、
その熱を持ち続けることなんだと思う。

単純に仕事として考えると、このツアーは
売れるだろうか?
もっと安くしないとなんて考えがちだけれど、
それとは違う夢の形を作っていくこと。

それが今の僕がすべき事なのだと思っている。


ずっと夢に見ていたカリブーの大移動。














テントを取り巻く大群の動画も貰った。

http://www.youtube.com/watch?v=91l34hPyn7M


このツアーがあと2名で催行確定です。

色んなことがあったこの一年、最後に皆様に
伝えたいこと。

それは、

来年一緒に夢の世界に行きましょう!

良いお年をお迎えください。


田子

2011年12月28日水曜日

シロクマ物語2011

年末も押し迫り、皆さん、いかがお過ごしですか?
2011年は特に震災のこともあり、日本中の誰もが何かを考えさせられた年だったと思います。

「旅」というのもまた日常に戻ったときに何かが自分の中で芽生え、
何かを考えされられるきっかけになるものだと私は思っています。

今年もまたシロクマツアーが11月に催行されました。

私個人にとっては3年ぶりのカナダ・チャーチルだったのですが、
驚いたのはその雪の少なさ、そして暖かい気温でした。

11月といえばもうハドソン湾が凍るか凍らないか、
いままでだったら波打ち際の岩にはジェル状の氷が張り付いているような時期。
なのにまだ海は氷ひとつない海のままでした。

「本当にシロクマは集まってるのかな。。。」

ハドソン湾が凍るのが早いチャーチルを目指して集まってくるシロクマたち。
海が凍らなければ、ここに集まる意味がないのです。


でも結論からいうと、ちゃーんとシロクマたちは例年通り集まっていました。
黒いブッシュと白い雪の世界にぽつんと見えるクリーム色。

今年からはロッジが新しくて広いバギーを用意してくれてました。
この広い窓からみんなでシロクマをさがします。
「来た!」

シロクマが近づくとみんな前のめりです。

ついついご報告するときはいつもシロクマのアップを載せちゃうんですが、一番どきどきする瞬間って遠くに点のように見えていたクリーム色が私たちのバギーに近づいてきてくれる時なんです。

バギーの前を通り過ぎて目が合う瞬間、
「この子は私が仕事してるときも電車乗ってるときも
こんな風に歩いて氷の世界にいくんだなぁ~」なんて
知識としては当たり前のことが、ありえない人間と野生の出会いで実感してしまうのでした。

温暖化温暖化と誰もが知っている問題を言いたいわけではないのですが、
こんな風に出会ったシロクマたちの運命を
私たち人間は左右していることに改めて気づくのです。

シロクマたちは集まっていたけれど、
ハドソン湾の氷が固まるまではそこで待っていなければいけないのです。
海が固まるのが一週間遅いとシロクマはアザラシの狩りができず、
調査によると体重が平均で10kg減ってしまうそうです。

遅延着床という体重が十分ないと妊娠できないシロクマにとっては
その種の数を減らしてしまう致命的な原因になります。

シロクマが何を考えているのかなんて全然わからないけど、
こんな風に出会ってしまった私は、少しでも彼らを思い、
行動する責任があるのではないかとふと考える今日この頃です。
そして一緒だったお客様もきっと同じように感じてくれているんじゃないかな、、、なんて思うのです。

今年はバギーで出かける2日間で合計22頭観察できました。
そして2012年も11月にシロクマツアーを設定することが決定しました!
次回は15名様限定!
ご興味がある方はお早めにお問い合わせください。

2011年12月27日火曜日

GoPro 面白カメラ

アウトドアの本場アメリカから、これまでの概念を
打ち破る動画も取れるカメラが登場しました。

防水ハウジング(パック)が標準装備、1100万画素の
高画質で、1秒間に10枚の写真撮影、高画質の動画の
撮影が可能です。
いろいろなアタッチメントを使うことで、ランニング、ダイビング、
マウンテンバイク、カヤック、極地などあらゆる場所で
撮影が可能です。

また、WIFI(無線LAN)を利用したリモートコントロールが
可能なので、手に持たなくても操作が可能です。
また、スマートフォンからコントロールするということも
可能になるのです。

たとえば、動物観察ツアーでは、目で見てからカメラを構えるため、
くじらがブリーチングした瞬間などを撮影することは至難の業でした。
これがあれば、動物を発見した瞬間から撮影できるので、
見逃すことがありません。

これはもう、アウトドアだけでなく、工夫次第でいろいろな用途に
使える夢のカメラです。

リンクは以下よりご覧ください。
便利な多目的カメラ

久しぶりに購買意欲に燃えています。この想いを皆様にも…

凡人

2011年12月26日月曜日

2011年、フィナーレに向けた一週間

震災、洪水、歴史的円高、独裁者たちの死去など世界的に揺れた2011年も終わろうとしています。
飛行機の発達以来、世界は小さくなってしまったような気がします。それもそのはずで、昔なら数ヶ月かかった場所も、たった、25時間で普通に暮らす私達も地球の裏側へ行かれるようになりました。
経済においても、今や久しくなったグローバリゼーションでコカコーラやマクドナルドは世界に溢れ、小麦、原油などは、先物取引なるもので、世界的に値段が乱高下、さらに、人口増加とともに、水産資源の国境をまたいだ奪い合いが始まっています。
もうこの先真っ暗と考えてしまうかもしれませんが、これまでの歴史をみると、このような流れの後には修正が加わることが多いようで、工業化が始まった時代には、たくさんの汚染が広がり、痛みを生みましたが改善もされています。
つまり、私達も早い遅いはあれど、学習をしているのでしょう。しかし、昔とは違い、科学が発達し人間の地球に及ぼす力も強くなっています。今まで以上に、早い段階で、気づかなければ手遅れになってしまうかもしれません。日本だけを見ていればよかったのが、世界を見なきゃ行けなくなったのかもしれません。人類皆兄弟ですね。
何が言いたかったのかというと、地球の裏側まで簡単に移動できるようになったいま、人々もグローバリゼーションの波に乗って、いろいろな国に旅をしてみてはどうかということです。友人をつくらないまでも、暮らしに触れて価値観を共有することが大切ではないでしょうか。
原子力の事故、タイの洪水もそうですが、一国のみの問題ではありませんし、世界の国々で楽しまれている文化、景観も体験しなければ損です。
思いやりを生むには、その人たちのことを知らなければ長続きはしないでしょうし、その思いやりは、私達に巡ってくることでしょう。
2012年はそんなことを思いつつ、スタートをしたいなあと思います。
あ、紅白歌合戦を見なきゃー♪( ´θ`)ノ
凡人

2011年11月16日水曜日

やっぱりカナダ・チャーチルはシロクマの王国



毎年恒例のカナダの野生のシロクマを見るツアーが終了しました。これまで6年連続100%の観測確立を誇っていましたが、今年もたくさんのシロクマたちが現れ、7年連続と記録を更新しました。

と、喜んでばかりはいられず。
温暖化とともに、少しづつ観測環境も変動し、これまで雪が積もっている中、シロクマを観測することが当然でしたが、近年は雪が少なく、観測期間も後ろへ後ろへとずれているようです。

しかしながら、2回のシロクマ専用バスによる、シロクマウォッチングでは、それぞれ10頭以上のシロクマたちが現れ、バスに乗っている皆さんを興奮へと誘ってくれました。

世界で一番簡単に見られるせいか、チャーチルのシロクマは動物園のように揶揄されることも少なくありませんが、通常、単独行動のシロクマが、集団となって現れる、カナダ、極北の街、チャーチルは間違いなく、野生のシロクマを見る場所としては、世界一であります。

2012年の11月にまた、シロクマの街へ皆様をお連れできるよう、努力を重ねて参ります。

凡人

2011年9月16日金曜日

大好きな本を読むような

スピリットベアー観察ツアーは無事に
目的の白い黒熊を見ることが出来た。

それも最後の逆転ホームランのような形で。。


日本を発ってからの日々は・・・・・

嵐で飛行機が飛ばない
やっと現地に入っても、ボートが故障してしまう
念願のスピリットベアーが現れない日が1日、2日と続く

そんな毎日は気持ちの奥の方を少しずつ絞っていく。

それでも前向きになれたのは、みんなの目的が
同じだったからだろう。

3日目も午前中が終わり、待つのはやめて
こちらから探しに行った時から流れは変わった。


その時は突然訪れた。

滝までハイキングをして黒熊の親子を発見し、

















しばらく見て戻ろうとしていた時、メンバーの一人が叫んだ。

『 いたー! 』

『 今、後ろを白いのが横切ったの! 』

距離にして5mくらいの場所だ。

『 あっちに行った! 』

少し声が震え、大きな岩の向こう側を指している。

僕も少し震えながら、行ってみましょうと岩場を
乗り越えるためにメンバーの手を取り、大きな
岩の上に登った。

どこだ? 

しばらく待っていると滝の向こう側に白いクマが
ゆっくりと現れたのだ。

















ずっと頭の中に思い描いていた登場の仕方よりも
それは衝撃的だった。

何しろ、僕たちのすぐ後ろを音もなく通り過ぎ、
それに気が付かなければ見過ごしていたかもしれないのだから。

動画を撮影する手が震えて上手く撮れないと
嬉しそうに言いながら体を硬くしているメンバーを見て
僕は心から思った。

この仕事をしていて本当に良かったって。

その後、元々待機していた場所にもこの白い熊は現れ、
同時に違うスピリットベアーも現れたりして、結局
沢山の黒熊と3頭のスピリットベアーを観察することが
出来たのだ。
































何処に出かけても思う。
今度はいつ来る事が出来るだろうって。

感傷的な言い方だけど、何にでも終わりがあるのを
知っているからこそ、貴重な時間だ。

それは、大好きな本の残りページが少なくなって
来たときの寂しさに似ている。

2011年9月15日木曜日

新しい旅立ち〜

残暑厳しい今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
カナダは、紅葉シーズンへ向けて準備がラストスパートにはいります。今年もたくさんの方々が、カナダでしか見られない、ダイナミックな紅葉を楽しむことでしょう。

さて、最近は皆様に、まだ間に合う冬のツアーと、新しい旅の計画をご案内するためにてんやわんやしています。
パンフレットのための、写真を選んだり、いかにして体験した旅の臨場感を言葉で伝えるかを考え、悶々とした日々となっています。
それが、今日、終わりました〜(((o(*゚▽゚*)o)))
皆様のお手元には来春中には届く見込みです。もし、初めてこのブログを訪れた方がいらっしゃって、この生涯感動の旅に興味ももってくださったなら、ぜひ、このご案内を請求してください。生涯感動のホームページhttp://www.shogai-kando.com/のお問い合わせから、パンフレットちょーだいとご依頼ください。

新しい旅を作り、皆様にリリースした瞬間にいつも感じるのが、子を見送る親の心境です。なにか、温めていたものがなくなり、ぽっかりと穴があいた心境です。

しかし、この気持ちも一週間は持ちません。次の仕事が打ち消していくのです。
今回作ったツアーにぜひ、多くの方が参加し、実際に感動してくれることを心から願っています。

凡人

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2011年9月8日木曜日

高坂雄一氏同行、オーロラツアー速報!!

9月6日(火)に出発しました、オーロラツアーですが、初日に見事、オーロラが見られたという情報が入りました。多少の雲がありながらも、光の強いオーロラだそうです。今年はオーロラの当たり年ということですから、このまま、あと3晩、毎日見られることを願っております。
高坂さんの出来立てほやほやオーロラ写真は、高坂さんのホームページでご覧いただけます。

http://www.blue-moon.ca/2011sep.html

とりあえずは、初日にご覧いただけたということで、企画をする側としてはやれやれです。
引き続き、明日以降のオーロラに期待大です!!

凡人

2011年8月19日金曜日

日曜日

またラーメンネタで申し訳ないのだけれど、
僕のうちのそばにラーメン屋さんがある。
そこは僕が高校生の頃から通っているので、
かれこれもう25年の付き合いになる。
親戚でも無いのに、自分の事を高校生の頃から
知っている人は近所でも少なくなってきたけど、
この店に行くのは少々覚悟がいるのだ。
何しろこの店の店主は若いときは物凄い怖かった。

最近あまり見なくなったパンチパーマをかけ
滅多に話さず、いつも目を細め眉間にシワを寄せていた。
長距離トラックの運転手を相手にしているから
ラーメン屋なのに朝5時から空いていて、この時間の
この店は店主も含め全体的に “なんだよ?” っていう
雰囲気が渦巻いていた。

学校を卒業し、自宅にあまりいなくなったり、
北海道やカナダにいたりした期間も
うちに帰ると必ず顔を出していたのは、この店くらいだ。

僕が大人になるにしたがって、少しずつ店主は
カウンター越しに話し掛けてくるようになった。
【 おめえ、今なにやってんだ? 】

というのが、決まり文句だ。
その度に僕が違う場所にいたり、カナダにいるって言うと、
最後には必ず

【 しっかりやれよ。 】

と、言ってくれた。

僕は知っていた。
店主夫婦にも息子がいて、どうしょうもなく悪だった。
店の中で親子喧嘩していたこともあった。
だから余計に優しい言葉に聞こえたんだろう。


ついこの前、母親を連れてラーメンを食べに行った時のこと。

いつもここでは決まってネギラーメンの中を頼む。
















昔から変わらない優しい味だ。

食べ終わって店を出ようと母の手を取って店を出ようとしたら、

【 おめえ、親孝行じゃねえかよ。 】

何て返して良いか分からずただ笑い返して店を出たんだ。

ラーメンを食べるほんの30分を、それでも25年続けて来た。
それぞれに色んな事があって、それぞれ歳をとり、
それぞれの今があり、それでもまだこうやって変わらない
ラーメンを食べられるって、ただただ凄いことだと思う。

いつもと変わらない、何でもない日曜日だったけど、
いつまでもあって欲しい日常でした。




2011年8月11日木曜日

さあ、行こう

オオカミのツアーでは、残念ながら完全に
満足いく結果は得られませんでした。
巣穴で子供たちを見ることが叶わなかったのです。

ご参加いただいた皆様、期待に応えられずに
本当にすいませんでした。


そこまで飛行機を4回乗り継ぎ、トラックに揺られ、
ボートに乗ってやっと辿り着いた大きな湖の
ほとりにキャンプを張りました。

僕たち以外の人間には会うこともありません。
猛烈な蚊と白夜の日射しに歓迎されながら
過ごした日々が今でも頭から離れないのは、
あそこまで行った者にしか感じる事が出来ない
旅だったからだでしょう。

反省や悔しさだけでは語れない思いが今も
心を占めています。


それでも今は夢を見ることを辞めたくはないと
思っています。

それは僕も皆さんも扉の向こう側を知ってしまって
いるからだと思います。


こんなことがありました。

クタクタになって辿り着いたオオカミの巣穴に
近付いた時、母親が現れました。














彼女はモノトーンのツンドラの世界で光輝いていました。
思い入れもあったから、ちょっと神々しくさえ見えました。

北極オオカミです。

そしてこちらに向かって吠えながら近付いたり離れたりを
繰り返し、ついには遠吠えをしたのです。












遠吠えだけは聞いたことはありましたが、
その姿を目の当たりにした時、体に痺れに近い衝撃が走り
暑かったにもかかわらず、鳥肌がたち肌寒くさえ感じました。

少なくとも僕には自分の夢の扉が開いた事がはっきり分かった
瞬間でした。
驚きやら喜びやら色んな感情が入り交じった顔で、
ツアーを手伝ってくれたガイドの友人を見ると
彼女も同じ表情をしていたのです。

きっと僕たちはこんな瞬間を知ってしまっているのです。



ツアーが終わって1ヶ月近く経ち、星を見たり、
暖炉の炎を眺めたりしながら考えたこと。





















それは諦めずに前に進もうって事。

そう思えるように支えてくれた全ての事に
心から感謝します。

2011年7月22日金曜日

しろくまアイス

学生の夏休みもスタートし、本格的に夏本番。
暑い夏には、アイスに限る!!

セイカ食品の『南国しろくまアイス』をご存知だろうか?
鹿児島の名産で、昭和7年ころに、綿屋さんの夏の副業で
はじめたアイス屋が氷白熊というカキ氷が大ヒットして、
鹿児島中のお店がこぞって出したのが原型らしい。

セイカ食品では、これを参考に昭和40年にカップアイスで、
南鹿児島にて販売したところ、大ヒットしたそうだ。

http://www.seikafoods.jp/shirokuma.htm

現在はお取り寄せもできるので、暑い夏にしろくまアイスで
涼んではいかがだろうか?

私たちのシロクマツアーも催行決定!!まだまだ、募集中なので、
今年の秋はシロクマの聖地チャーチルへお越しください。

http://www.shogai-kando.com/ism11churchill/index.html

凡人

2011年7月1日金曜日

勢いに任せたある日

僕は新宿の高島屋が好きで良く行くのだけれど、
その日はいつもとちょっと気の持ちようが違っていた。

それはエコポイント手に入れた商品券
握りしめていたからだ。
洋服を買うにはちょっと足りないなぁフロアガイド
目をやると、まったく頭に無かった文字が目に入ってる。

食料品売場。
 
しかも地下である。

おー、これがデパ地下ってやつかと思いながら
冷房の効いた色んな匂いがするショーケース
眺めていると、持っていた商品券かなりの
贅沢気分が味わえ事が分かった。

現金と違って高いものを買うことに罪悪感
それほど感じることなく、買ってしまいました。

すき焼き用の和牛
 
前に霜降はあんまり好まないと書いておきながら
お腹が一杯で動けなくなるまで食べてみたくて
600gを購入。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、今半で買っておいた割り下使って、
もうしばらくすき焼きは要らないって思うくらい
食べたのでした。

このトロけるような食感は他の国では味わえない
牛肉なのだ。
 
 
来週からオオカミを観察するツアーに出てきます。
色々アウトドア料理を作ってきたいと思うので
また報告します。
 
そうそう。
肝心なオオカミも写真に撮ってきたいと思うので
乞うご期待!
 
 
田子
 

2011年6月30日木曜日

夏が始まるよ

六月も最終日、皮肉なことに、節電の夏休みと言われながら、これまでの猛暑を超える気温新記録がバンバンでている。
自然なので止められないが、なかなかいい試練を神様は与えてくれている。

そんな中、街には様々な節電、涼感グッズが雨後の筍のように溢れている。コンピューターとつなげるタイプの扇風機、水を含んで長い時間涼しいスカーフ、ひんやり涼しい新素材の衣料品や、昔ながらのうちわ、扇子、なんとステテコも流行っている。先人の知恵は現代においても役に立っているどころか見習うべきところも多い。

これらのグッズもおそらくあと一ヶ月ぐらいで、本当に使えるものと、使えないもので、淘汰されることであろう。

近年の暑さは、平均最高気温においては緩やかな上昇だが、瞬間の最高気温ら明らかにこれまでの日本で体感出来なかったものというのは周知の事実である。これらへの対応には、昨年まで潤沢だった電力に頼ることで乗り切ってきた。

そこへ、今年はすでにこれまでの最高気温が乱立、15%の節電と課題に向きあっており、すでに熱中症も多数で、ガマンばかりとも言ってられない。

じゃあ、どうしよう。資金と時間が取れる人は、涼しいカナダへ、北海道へしばらく行くのもいいでしょう。しかし、ほとんどの人は、暑い暑いといいながら生活をしなければならない。

経験にない気温で、経験のない節電を行なうということは、これまでのセオリーでうごいては、無理があるということである。たとえば、村社会の日本では、皆が右を向いたら、右じゃなければいけない、常識を外れるなという風潮はまだ残っている、もちろん、それがいい部分はたくさんあるが、今回のようなケースでは、裏目に出ることがある。熱中症などがその最たるものだろう。

これまでにない暑さなのにメンタルは普通の夏、これくらいは大丈夫だろう、ガマン、怠けているように見られたくないなどなど、これらは大間違いである。

もともと暑い地域に目を向けてみよう。東南アジアなどでは、昼寝の時間が普通にある、ヨーロッパにおいてもそうである。昼間の暑い時間帯には外に出ず休むというのが普通なのだ。

日本ではどうすべきか、湿気で室内も暑い、時間をずらすのも一考だが、豊富な水をつかってはどうだろうか?外で活動をしなければならない、学校、建築現場、宅配などでは、いつでも涼感を感じられる避暑地を用意すべきだろう。校庭や現場の一角に水の帰化作用を利用して驚くべき涼感を得る、ミストのテントや巨大なミスト扇風機を用意しておくのはどうか?宅配など外で汗をかく仕事には、携帯用のミストボトルがあったらよい。炎天下、苦しくなったら、ミストを取り出し、頭からプシューっとすれば、温度の上昇は抑えられる。一説によると、最高十五度も周りの気温がさがるらしい。
http://www.life-ism.com

頭から水をかぶるのも良いが、あと始末が大変である。

想定以上のものには、常識以上で対応しなければならない。これがセオリーであろう。

凡人


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2011年6月21日火曜日

星を見に行く

昔、僕の家の周りには空地や畑が
沢山あって、今とは風景が違った。

通勤の朝に、最近地べたに座ってないなと、
ふと思ってしまう。

街で暮らしていると、疑問にすら思わない
ことがあって、考え始めると止まらなくなる。


最後に焚き火の炎を眺めたのはいつだったろう?

波の音を聞きながら、ボーッと行ったり来たりを
見つめたのはいつだったろう?

首が痛くなるほどの沢山の星空を見上げたのは?


今、何故だか無性に綺麗な星が見たい。

だから周りに灯りがない場所で、焚き火をしながら
星空を見に行く。

そしていつかこの地球上で星空が一番綺麗な
場所に、星を見に行く旅を作るのだ。

2011年6月16日木曜日

1人になれる場所

新橋と銀座の中間くらいに
大好きな喫茶店がある。

宮越屋珈琲という店なのだが、
ドリップコーヒーを飲むなら
僕の中では一番の店だ。
http://www.miyakoshiya-coffee.co.jp/jp/




















一杯だてのコーヒーはマイルドから
フレンチまであり、僕の好きなフレンチの
デミタスをまだボーッとした朝なんかに
飲むと頭がスッキリしてパワーが
身体中に回る感じだ。

根本的に1人が嫌いな僕は、
お腹を満たす為じゃなく、
何かを味わうために食べたり
飲んだりする時には1人では
寂しくて店には入りたくない。

でもこの店だけは不思議と1人で
いられるのだ。
ここではコーヒーを味わいながら1人で
考え事をすることに幸せすら感じる。

コーヒー好きな方、アイデアを練る
良い場所を探している方、是非
行ってみてください。

思い起こすと、ここで色んな事考えたなあ。

2011年6月15日水曜日

ソーラー発電機


先日、第一号、二号がアメリカから届き、様々なシーンを想定しながら、試用を繰り返してきました。
ソーラーパネルは、折りたたむと小さくなるので、家の倉庫にしまうには意外と便利ですが、セダンの乗用車に載せるとなると、かなりの場所を取りますので、注意が必要です。
蓄電池は、高性能のディープサイクルバッテリー(充放電につよいタイプ)三つが搭載されていますので、大容量で安心して使えます。

利用シーン
キャンプ
ライト、扇風機、携帯などの充電、電気式虫除け機などに使えるので、家族や友人たちと、ホームパーティーのようなスタイルのキャンプには役立ちます。

家の予備電源として
家庭用電源開発からの充電も可能で、過充電防止装置がついています。ブレーカーが落ちたりなどの急な停電でも、自動的にバッテリーから電機を供給するので常時電源が必要な機器(パソコン、電気式時計、非常灯)と繋いでおくと安心です。

公民館やマンションの管理組合で
災害時があったときに、この一台があると安心感ははかりしれません。ソーラーを使っていつでも、電気を作れるので、多数の携帯電話の充電や、コンピュータをつないでの情報整理など
に役立ちます。

とにかく、使用方法が簡単でタフというのが、印象的です。ぜひ、この発電機を手に入れて、安心と楽しさを手に入れてください。
凡人

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2011年6月13日月曜日

先週からワクワクしていた。
ある写真が届くのを待っていたのだ。

いつになるのか分からないまま待っていると
いうのは、その待っているものに対する期待が
大きければ大きい程、辛いものだ。

そして僕の夢の形がこの前ついに届いた。


それはカリブーの大移動。















ずっと心の中にあったこの数万頭の群れの光景。

6年前に一度挑戦したけど、天候に阻まれて
イメージしたような結果にはならず、
数百頭を見るにとどまっていた。

















それからずっとどこかに出掛けては自分の夢を語り、
聞き回っていたのだ。

そして、この大移動を見ることが出来る可能性が
極めて高い場所をやっと知ることが出来た。

群れの全体数は35万頭。
彼らが迫ってくる時には雷のような地鳴りがし、
待っている僕たちを川の中洲を巻いて
水が流れて行くように移動して行くという。

そして一番僕を惹き付けて止まなかった、
写真に添えられていた文章は、

『この大移動の中に入ると彼らの体温で気温が10℃近くも上がる』

という事実だ。

その場にいることが出来たなら、
その音や、匂いや、空気間、そして沢山の真っ黒な瞳なんかを、
僕は一生忘れないだろう。

この夢を来年こそ実現したい。

2011年6月9日木曜日

肉食

肉か魚かと聞かれると、
やっぱりまだ肉が好きだ。
それでも、特上カルビみたいなものは
食べられなくなったし、ステーキもリブなんか
食べると眠れなくなることもある。

そんな今の僕に一番なのは、ラムなのだ。

週末に食べたラムは臭みは無く、
肉の味をしっかりと残していて、
カリッとした表面と切ると肉汁が
溢れてくる焼き加減も良かった。

ハーブの効き方も程よく、ワインが
余計に美味しくなるような感じで、
久しぶりに納得の行く洋食を
食べた気がする。




















僕とラムとの出会いは中標津の
牧場で働いていた時だ。
北海道では当たり前に食べるジンギスカンを、
牧場のお母さんは出してくれた。
たっぷりの野菜の上に薄い肉で蓋をするような
焼き方も新鮮だったし、ちょっと警戒していた味も
ビックリするくらい美味しかった。
ご飯もワシワシと沢山食べたなあ。

2011年6月6日月曜日

場所

今年の9月に先住民の土地にお邪魔する。

カナダの先住民の事を思うと懐かしいと言うか、
切ない気持ちになるのは何故だろう?

今まで沢山の先住民の人達に会ったけれど、
感覚的に嫌だと思う人は一人もいなかった。
それは海岸線で暮らす人達だけではない。
内陸の人々も、もっと北のイヌイットの人達もそうだ。

きっとそれは彼らは何かを受け入れる事に
壁を作らないからだと思う。
そして自分は何者だか分かっているからだと思う。

どうしょうもないような立ち振舞いをしたり、
初めは無愛想な彼らの内面に触れたとき、
僕はその地にまた帰りたいと思う。
同時に普段感じることのない強烈なホームシックに陥るのだ。


自分が何者かっていうことだったり、
帰る場所があることだったりを
僕は忘れないようにしたいと思う。

そして先住民のハイダ族出身のネルソンクロスに
作ってもらった、深い彫りのワタリガラスと月の
ペンダントの裏にこの前それを刻んだんだ。


2011年6月3日金曜日

フラッシュバック

この前ふと思い出した。

昔、僕は出来ればいつも綺麗な
水のそばにいたいと思っていたのだ。

よく釣りに行っていた湖の朝靄が掛かる
湖面にボートをこぎ出すと、柔らかい
粘土の上のように滑らかに進む。

ボートを漕ぐ音、水が跳ねる音しかせず、
それは静かだけど、とても刺激的な場所だった。

魚が掛かりバシャバシャと巻き上げる水滴に
太陽が当たり始めるとキラキラと水銀のような
光を放ってしばらく頭から離れない。

この前、雨上がりの水溜まりに反射する光を
見て思い出した、そんな日々を過ごしたシアトルに
シトカの帰りに偶然行くことが出来た。

その時に食べた蟹はボリュームもあったけど、
何よりシンプルで甘くて美味しかったなあ。

















あの頃はこれからどこに向かって行けば
いいんだろう?って、とにかく今と違う場所を
必死になって探しているような日々を過ごしていた。

食べながら昔の事を思い出したりしたけど、
今なら自分が求めてるもの、必要ないものが
良く分かる。

2011年6月1日水曜日

半年ぶりに

この2週間立て続けにサッカー、フットサルをしてきました。

地元の友達とやっているサッカーのリーグ戦と先輩の会社主催のフットサルに混ぜてもらったり。

そんな中、以前は自分たちが若いほうのチームだったのが、今では20台の子達の後塵を拝して惨めな姿をさらしていました。。。

若さの勢いに対して、経験を踏まえた技術で対抗!!などと思いつつ、頭と体の神経伝達のスピードに更なる衰えを感じてしまい、見事なまでにやられてしまいました。

といっても、家族がいる友達も多い中、10数人で集まって、『フォーメーションをこうしよう』、『あいつがすぐばてるから、途中からポジションをこうしよう』ってやりあえる友達がいることのありがたさを感じながら、日帰りで帰省を繰り返しています。

これから暑い夏を迎えると、毎週のようにリーグ戦が組み込まれていて(Jリーガーでもないくせに。。。)、今のうちに走りこみをしなくてはと仕事中は思うけど、家に帰る途中でついつい金色の液体の魅力に負けてしまい、ダメな肉体を更に衰えさせる日々を過ごしてしまっています。

2011年5月31日火曜日

いつか

仕事を終えてうちに帰り、ほっとした時に
何をしたいか?

僕の場合、コーヒーをゆっくりと飲みたい。

そしてドリップよりも、エスプレッソの方が
最近の好みになってきている。


セガフレード・ザネッティは僕の一番の
お気に入りの店だ。
http://www.segafredo.jp/

何より、ここのカプチーノはアメリカの
チェーン店なんか吹き飛ばすバランスの
良さと、深い味を楽しめる。




















そして毎日でも食べたくなるクレープがあれば
言うことがないな。
そば粉を混ぜた生地で香ばしさを楽しむことが
出来るカフェ・クレープリー。
http://www.le-bretagne.com/

シンプルに砂糖だけかけても良いけれど、
しっとりしていてざらついた生地には
メープルシロップが良く合う。



エスプレッソは淹れる機械によって味が
全然違うと言う。

だから、いつかセガフレード・ザネッティで
使っているのと同じエスプレッソマシーンを買い、
自分で育てた蕎麦を挽いてクレープを作り、
満天の星空が見える湖のそばにログハウスを建て、
テラスでランタンの灯りの元、ゆっくりと
時間を過ごしたい。


ああ、夢の時間だなあ。

2011年5月30日月曜日

卓球の愛ちゃんも国体で来たウイングハット



私が住む春日部市は第一次のベットタウンとして田んぼや畑が宅地に変わって行った場所が多い。
東埼玉の人にとって、二十年前は結構、大きな街に見えたことは間違いない。映画館、ロビンソン百貨店、ボーリング場、お祭りなど、この辺りの文化を牽引してきた。
今でこそ、駅前通りの空き店舗の多さに、寂れた感は否めないが、ららぽーと系のララガーデンが数年前に建ち、シネコンがその中に入り、駅前にはサーティーワン、タリーズと何とか面目を保っている。

そこへ、数年前、埼玉で国体が開かれるということになり、春日部市が卓球の会場となることが決まり、駅から十分ほど車で離れた、田んぼの真ん中に突如、巨大な建造物が現れた。『ウイングハット』である。要は単なる大きな体育館なのだが、メインのアリーナの他に、サブ、会議室、ジムなどを備えている。

ここに愛ちゃんが、国体でくるということになったものだから、街をあげての歓迎となったらしい。らしいと書いたのはオフィスから往復するだけの毎日で記憶にないのである。しばらくは横断幕が掲げられ愛ちゃんフィーバーに沸いた、田舎町の哀愁が感じられる。当日は、駅からのバスに長蛇の列ができるほどのだったらしい。いやはや、有名人の訪れは、街の活気をここまで左右するものであったか。

その後、この施設はきっと税金の無駄遣いになると睨んでいたが、ことのほか、市民の憩いのばとして使われている。幼稚園の運動会などがメインアリーナでは行われ、たくさんの市民団体がバレー、バスケ、バドミントンのクラブ活動を行い、それ以外にも、子供から、高齢者まで楽しめるように考案された、独自のスポーツの団体が活動している。
今年は梅雨入りが早く、雨の間、自転車、ハイキングなども出来ないし、どうしようと思っていたところ、ジムがあることを思い出した。

土曜日の午後、雨の中久しぶりにウイングハットに出かけた。アリーナでは、バドミントンコートで、羽を大きくしたものを、バレーボールのようなルールで行うスポーツをやっていた。ジムは三階にあり、更衣室、シャワー、ヨガなどをやる多目的なホールなど、下手なスポーツクラブ顔負けの施設が揃っている。
使用料は一日、市民は330円という破格である。新しいトレーニングの機材を好きなだけ利用し、待ち時間はない、しかも、この値段でなんとも贅沢である。
もちろん駐車場代金は無料

田舎万歳

凡人

2011年5月22日日曜日

勝利の女神


今日は久々に東京ドームで行われたプロ野球、ジャイアンツ対オリックスを見に行った。基本的に昼も夜も電気をつけなければ内部は暗い、これならデーゲームもナイトゲームも電気使用量が変わらないと言われるのも納得できた。

今日の試合は投手戦といえば投手戦だったが、守備も攻めも、九回表までは、野暮ったくなんともストレスの溜まる試合運びで、このまま終了したら、二度とプロ野球には足を運ばないと決めていたほどだ。

九回裏を迎え1-0でオリックスがリードしていた。オリックスは抑えの岸田がマウンドへ。
セオリーとはいえ、ほとんど打てていない打線に新しいピッチャーを当てていくのは、素人ながらに何かありそうな雰囲気がありありだった。そこへ、ラミレスがノーアウトからヒットで出塁。
メジャーリーグを見たときにも感じたが、外国人は観客の期待をよくわかっているようだ。続く阿部が四球で続き、ランナー一、二塁。続く打線は長野、ピッチャー、円谷、大田。長野は浅いフライで倒れ、ピッチャーには代打で矢野。矢野がタイムリーを放ち、ここで同点。
野球の実況中継のようになってきた。
つまらない試合が急展開で野球は何が起こるかわからないというテレビの解説者の言葉が頭をよぎった。

試合は同点でワンアウト、二、三塁となった。これは、誰がお立ち台かな、大田までまわって、サヨナラで、彼は『何か持ってる』の新聞の見出しが踊るかな。ジャイアンツの勝ちを確信した瞬間であった。

ところがである、抑えの岸田が、若造には負けられんと、円谷、大田を連続三振。延長戦突入である。ジャイアンツにとっては勝ちがてからこぼれ落ちたとはこのことだろう。
ここで、試合の流れが変わった。十回は、ジャイアンツもこの流れを断ち切ろうと、抑えのロメロを投入。ツーアウトまでこぎつけたが、勝利の女神はもはや、オリックスに微笑んでいた。ヒットかエラーか微妙な当たりだったが、結果的にグローブをはじき、一点を献上、その後は崩れさらに三点を
失った。

ジエンドである。

本当に流れというのは大切。野球だけでなく、普段の生活を考えてもそうだ。いま、やろう、あとで、やろうなど、決断のが必要なタイミングも多い。そのタイミングを間違えて後悔したことは多々ある。
ただ、先に考えて行動したほうが、例え失敗だったとしても、傷は常に浅いように思える。
私たちの生活の中にも常に勝利の女神は存在する。かなりの移り気だが

ジャイアンツもあのときに、スクイズしていれば…あとの祭りである。

凡人

2011年5月21日土曜日

すごい名前の自転車ドッペルギャンガー

ご多分にもれず自転車ブームに乗っかり折りたたみ自転車を購入しました。いろいろなメーカーをインターネット上で見ましたが、なにやら怪しげな名前の自転車がかっこいいということで眼に留まりました。その名も「ドッペルギャンガー」で意味は生きている人間の霊的生き写し、つまり分身という意味なのだそうです。

もともと、知る人ぞ知るブリジストンのロードマンをずっと乗っていたので、小さいのが欲しいと思っていたのですが、走りに妥協はしたくないと思っていたところ、折りたたみ自転車でありながら、7段ギア、洗練されたデザイン、えっ?と思うほどのコストパフォーマンスだったので、202BLACK MAXというやつを購入することにしました。




通信販売なのでオーダーしてから2週間待ちまして、本日届きました。
早速、梱包を開けたところ、さすが90%以上完成品ということで、ペダルの取り付けだけで難なく試乗にでかけることができました。

近くのサイクリングコースに出かけました。一番気になった走りですが、ママチャリより少し早いぐらいを創造していましたが、相当速いです。7段目のギアの踏み込みの感触がたまりません。小さいタイヤということで、安定感に慣れるのにちょっと時間がかかりましたが、想像以上の実力、思った通りのデザインで、買い物で久々に満足しました。



この夏は、この自転車で「しまなみ海道」走破を目論んでいます。
なんだか、商品紹介のブログになりましたが、それほど、皆さんにおすすめしたい自転車です。

今日は、26度を越える夏日、サイクリング中は風を切っているので涼しいのですが、止まると熱風を浴びたような暑さになりました。そんなとき、前回もご紹介したミストが役に立ちました。



ブシューっと一噴き、さわやかな風に包まれました。この夏は必携のアイテムです。

凡人

2011年5月18日水曜日

親バカ ラーメン編

ずっと前に書いた事がある中華そば青葉。

ここは都内にいくつか支店を持ち、長いこと
僕の中で一番のラーメンだった。

魚介のダシと中太麺の絡み具合が絶妙で
毎日でも食べれるラーメンだ。





















都内で数多くのラーメンを食べてきた僕から
見ても、千葉のラーメンのレベルは高い。

それは松戸にある中華蕎麦とみ田が全国的に
有名になったことからも、見て取れる。

ここで、わが地元、松戸にあるラーメンの数々を
紹介したいと思います。


とんこつ貴生。
見た目は強烈な背脂系だけど、味はクリーミー、
しつこさも感じられない。
麺は中太平麺で、チャーチューじゃなくて
ホルモンというここでしか味わえない肉もある。











広輪坊。
自宅から歩いて3分の場所にあるとんこつ魚介の店。
ベースのラーメンも魚介のパンチが効いて美味しいけど、
ここで最近はまっているのが雷醤味噌野菜ラーメン。
始めは甘く、段々辛くなるお腹が空いているときには
たまらないメニューだ。





















大勝軒ROSEO。
とみ田の店主がプロデュースした店。
とみ田のパンチのあるスープ、麺を少し軽くした
感じの食べやすいラーメン。
ドロドロ魚介スープを軽くした感じで、好みで
魚粉を加えることが出来る。




味処 むさし野。
料亭で修行を積んだ店主が屋台を出し、
全国的に有名になり、行列が出来たのが始まり。
和風のダシと軽めの麺はいくらでも食べれる気がする。
今日の丼として日替わりで出してくれるご飯がとても
手が込んでいる。





中華そば まるき。
ここは僕の中で青葉を越えた煮干スープを極めた
店だ。店のそばまで行くと香ってくるダシの匂いは
日本人の胃袋をくすぐる。
懐かしいけど、とても深く洗練されたその味は
今の僕の中で一番です。




















地元だからと言って我が子のようなひいき目で
見ているわけではないと断言できる。

遠くから来ても絶対に後悔させないので
機会があれば是非ご賞味あれ。


今日はどこに行こうかなあ。





2011年5月17日火曜日

梅雨に向けて

もう間もなく梅雨ですね。今年はどの程度の雨量や気温になるのか気になるところです。毎年のこととはいえ、一ヶ月以上も続くのですから、準備はしたいものです。
最近のお気に入りは、ゴアテックスという蒸れずに雨を弾くナイロン素材が使われたビジネスシューズ、雨の日に脚の先が濡れることがなくなりました。ズボンの裾は濡れてしまいますが、不快指数はかなり低減されました。



実はかなり前からゴアテックスを使った靴はハイキングシューズなどを中心にあり、ビジネスシューズにも進出してました。しかし、ビジネスシューズに関しては、値段とデザインがついて行かず、アウトドアで使っていいとは思っていたものの、なかなか購入に踏み切れませんでした。
しかし、半年ぐらい前からゴアテックス素材を使ったビジネスシューズが増え始め、デザインも良くなってきたので、手に入れたわけです。

やっぱり、雨の日の安心を手に入れて雨の日通勤のテンションも違いますね。
今度は、ゴアテックスのスーツを期待したいですが、シャカシャカ音が出る素材ですから、難しいでしょうか?
技術革新に期待します。

凡人

2011年5月16日月曜日

少し足を延ばせば…

昨日は車で、群馬県にある妙義山に行ってきました。
軽井沢に行く途中に出てくるカッコイイ山でいつかは行きたいと思っていた山でした。
インターネットの情報によると、山頂付近のコースは本格装備が必要な上級者向けで、群馬県でも事故の多い場所とされていました。当然、装備を持っていないので、中間コースという山の中腹を歩くコースにしました。

このコースがすばらしいのなんのって、私が登った低山の山ではナンバーワンをつけたいと思います。深い森、すばらしい眺望、奇岩などが本当に魅力的でした。写真を撮りにこられている方も多くいらっしゃいました。
距離は長くないトレイルでしたが、アップダウンが激しく、普段運動不足の私には、いき絶え絶えでした。



しかし、また登ってみたい山です。

暑くなるだろうと予測していたので、今回、新兵器を試しました。
アメリカの暑い南部では流行っているミストです。
アップダウンが続き、汗かきかきで大変な暑さでしたが、
シューと吹きかけただけで、気持ちのよい清涼感に包まれました。
その後、タオルでふき取っても汗もふき取れ一石二鳥ですね。




今年の夏はこれで、乗り切ろう!!

2011年5月12日木曜日

目に浮かぶ光景

今年、2本のツアーに行くことが決まった。

1つはツンドラの大地でオオカミやシロクマを探す
スペシャルツアー。
内容も目的も恐らく一生に一度のツアーになる。

3年前から色々調べてやっと実現に漕ぎ付けることが
出来た。

ユーコンでカヌーガイドをやっている友人に手伝って
もらうことも決まり、実際にフィールドで一緒に働く機会が
今までなかったので楽しみだ。

ツアー中はキャンプになるのだけれど、料理はガイドと
僕たちで作る。

実際に人数分を毎日3食作るというのはそれだけで
立派な仕事になるくらい大変だけれど、その分
美味しく出来た時の充実感は、ただレストランで
食べるのとは段違いだ。

ユーコンの友人は普通の料理も上手いのだけれど、
アウトドア料理にもうなるものがある。

いつも感心するのは食事よりも、アウトドアで作る
デザートだ。

これがあるのと無いのとではキャンプ料理の
格が全く違うものになる。
















ツンドラに生えるベリーを摘んで、こんなケーキを
作れるように練習して行こう。



そしてもう1つが幻の白いクロクマ・スピリットベアーを
見るツアーだ。

ここはもうかれこれ6年以上前から関わっていたけど、
やっと今年行くことが出来る。

このツアーは先住民の村のおうちにホームステイする
のだけれど、レストランなんか一軒も無いので
ここでも食事は僕が作ることになる。

前に少しだけこの村に立ち寄ったときに振舞われた料理は、
僕たち日本人の口に良く合うサーモンや海草を
使った料理だった。
















キッチンは使えるので、毎日のメニューを決めて
食材も買い込んで行かなきゃ。

ここでは朝食にエッグベネディクトを作るって
今から決めているのだ(笑)。


両方の場所ともその光景がすぐに目に浮かんでくる。
実現に時間が掛かってしまったけれど、強く願って
いたからこそ、それは頭の中にインプットされ
絵画のように描かれているのだろう。


今は自分が一生懸命料理をしているシーンで
頭はいっぱいだけれど。。。。。


次に浮かんでいる光景は、クジラがバシャバシャする
のと、数千頭のカリブーの大移動だ。
何故だか動物の群れが見たくて仕方がないのだ。


田子

2011年5月8日日曜日

長く短きゴールデンウィーク

このゴールデンウィークは私にとっていつもと違ったものとなった。とある事情で、時間ができた私はこのゴールデンウィークをどう過ごそうか直前まで悩んでいた。

実家を行き来して、近場を巡りいつものように過ごす、思い切って自転車を利用して旅にでる?、高速バスを利用して遠くに出かける?など、いろいろな事が頭を巡った。

以前お客様から、熊野古道はいいよと言われていつかは行きたい、以前勤めていた会社の先輩が宮崎にいるので訪ねて見たい、なかなか行く事が出来なかった、広島の原爆ドームや平和記念公園を訪ねてみたいなど、時期は違って思っていたことの点と線が一致したのである。

そうだ、車で行きたかったところをまわれる限り全部まわろうと‼

そうと決めたら、準備は早く、車にクーラーボックス、布団を積んで、この時期、時間を持て余していた一人の友人と下調べ無し、iPhone一つで出発したのである。ソフトバンクの孫さんと会ったら、この体験をぜひ、CMに使ってもらいたいものだ。

というのも、電話、メールの他に、カーナビアプリ、インターネット、天気、目覚まし、地図、音楽、カメラなどなど、を使いながら旅をしたのだ。
iPhoneをここまで駆使しているのは、そうはいないだろう。

結局、六泊七日をかけて、熊野古道、讃岐、宮崎、桜島、湯布院、関門海峡、広島、鳥取を巡った。西日本一筆書きである。

友人、先輩、現地の方などいろいろな方に助けられ、若い青年のような貴重な旅をすることが出来た。感謝、感謝である

今回の旅で、また一つしみじみと感じたことがある。五月四日の午後に広島にいた。六日は平日なので、渋滞のピークになることは、間違いない状況で、私も六日には出社であった。

そのまま、帰れば余裕だったのだが、鳥取砂丘にどうしても行きたくなったのだ。あの、砂丘の砂の上を走りたい。日没までに到着して見なければ、期日までに帰るのは難しいかもしれない、でもこのまま帰るのは、後悔すると思った。

iPhoneのナビを鳥取砂丘にし、北東へと進路をとった。ナビを見ると、到着は7時半、このままでは、暗くなってしまう。時間との闘い、ほとんど休みを取らずに運転した。トイレも我慢をしてきたが、限界を迎えようとしていたころ、夕日の下にチラッと見えたのだ。黄金に光る砂の大地が…

間に合った

7時に到着し、砂丘の山を駆け登り、日本海に沈む夕日を見ながら、それを感じたのだ。

諦めてはいけない、諦めなければ願いは叶う

宗教のようになってきたが、これまでなんとかなるよと言ってなんとかなってきたのも、諦めなかったからだろう

Never give up‼

凡人