2011年5月8日日曜日

長く短きゴールデンウィーク

このゴールデンウィークは私にとっていつもと違ったものとなった。とある事情で、時間ができた私はこのゴールデンウィークをどう過ごそうか直前まで悩んでいた。

実家を行き来して、近場を巡りいつものように過ごす、思い切って自転車を利用して旅にでる?、高速バスを利用して遠くに出かける?など、いろいろな事が頭を巡った。

以前お客様から、熊野古道はいいよと言われていつかは行きたい、以前勤めていた会社の先輩が宮崎にいるので訪ねて見たい、なかなか行く事が出来なかった、広島の原爆ドームや平和記念公園を訪ねてみたいなど、時期は違って思っていたことの点と線が一致したのである。

そうだ、車で行きたかったところをまわれる限り全部まわろうと‼

そうと決めたら、準備は早く、車にクーラーボックス、布団を積んで、この時期、時間を持て余していた一人の友人と下調べ無し、iPhone一つで出発したのである。ソフトバンクの孫さんと会ったら、この体験をぜひ、CMに使ってもらいたいものだ。

というのも、電話、メールの他に、カーナビアプリ、インターネット、天気、目覚まし、地図、音楽、カメラなどなど、を使いながら旅をしたのだ。
iPhoneをここまで駆使しているのは、そうはいないだろう。

結局、六泊七日をかけて、熊野古道、讃岐、宮崎、桜島、湯布院、関門海峡、広島、鳥取を巡った。西日本一筆書きである。

友人、先輩、現地の方などいろいろな方に助けられ、若い青年のような貴重な旅をすることが出来た。感謝、感謝である

今回の旅で、また一つしみじみと感じたことがある。五月四日の午後に広島にいた。六日は平日なので、渋滞のピークになることは、間違いない状況で、私も六日には出社であった。

そのまま、帰れば余裕だったのだが、鳥取砂丘にどうしても行きたくなったのだ。あの、砂丘の砂の上を走りたい。日没までに到着して見なければ、期日までに帰るのは難しいかもしれない、でもこのまま帰るのは、後悔すると思った。

iPhoneのナビを鳥取砂丘にし、北東へと進路をとった。ナビを見ると、到着は7時半、このままでは、暗くなってしまう。時間との闘い、ほとんど休みを取らずに運転した。トイレも我慢をしてきたが、限界を迎えようとしていたころ、夕日の下にチラッと見えたのだ。黄金に光る砂の大地が…

間に合った

7時に到着し、砂丘の山を駆け登り、日本海に沈む夕日を見ながら、それを感じたのだ。

諦めてはいけない、諦めなければ願いは叶う

宗教のようになってきたが、これまでなんとかなるよと言ってなんとかなってきたのも、諦めなかったからだろう

Never give up‼

凡人

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