今年の9月に先住民の土地にお邪魔する。
カナダの先住民の事を思うと懐かしいと言うか、
切ない気持ちになるのは何故だろう?
今まで沢山の先住民の人達に会ったけれど、
感覚的に嫌だと思う人は一人もいなかった。
それは海岸線で暮らす人達だけではない。
内陸の人々も、もっと北のイヌイットの人達もそうだ。
きっとそれは彼らは何かを受け入れる事に
壁を作らないからだと思う。
そして自分は何者だか分かっているからだと思う。
どうしょうもないような立ち振舞いをしたり、
初めは無愛想な彼らの内面に触れたとき、
僕はその地にまた帰りたいと思う。
同時に普段感じることのない強烈なホームシックに陥るのだ。
自分が何者かっていうことだったり、
帰る場所があることだったりを
僕は忘れないようにしたいと思う。
そして先住民のハイダ族出身のネルソンクロスに
作ってもらった、深い彫りのワタリガラスと月の
ペンダントの裏にこの前それを刻んだんだ。
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