2011年2月25日金曜日

6番ホール「挫折」

それ以来、すっかりいい気になり90代を連発、それも90~93です。
80代の後半も記録して、前途洋々でした。
ところが、その舌の根も乾かないうちに突然スコアが乱れ始めました?
100を超える時もあり・・何が何だか分からなくなりました。
このままではせっかく築いたはずの「升田マネージメント」が崩壊してしまいます。
中島さんにSOSです、「藁をも掴む」気持ちとはこういうことかと思いました。
中島さんは言いました「升田さんは10の悪い箇所があります」・・
ええー???それを1つずつ治して!行かない限りスコアは良くならないですよ・・と。
そんな、だって実際に80代のスコアも出たし、後は微調整すれば良いのかと思っていましたが・・・・・
「いままでは、その10の悪い個所が隠れていただけで、交互に出たり一度に出たりしたら収集がつかなくなりますよ」
事実そのとうり、早く言ってくれれば良いのに!
「正しいスイングを身につけないと誰でもそうなるのですよ」と・・
「中島さん、解っていたんですね。それなら先に言って貰えれば・・」
「升田さん、初めからいきなりすべてを話したら、それでもあなたはゴルフを続けますか」
確かに私の性格からして、止めてしまうかもしれない!
ええ!そこまで見越して進言してくれたのか!

中島さんの真意が解りました。
簡単にいえば「ある程度まとまってはいるけど、まだまだ」と言うことです。
そんな私をいかにしてひっぱり上げるかと考えての苦肉の策です。
それからの私は「苦痛」「苦悩」・・辛いことの連続でした。
なにしろ基本から間違えていたのですから。
腕のスイング軌道が違っていますよ!体重が後ろにかかっていますよ等々
ありとあらゆる「叱咤激励」「スパルタ指導」・・この年になって、こんなことをするなんて・・・・・・・
でも私は負けません。そして中島さんも諦めません。
中島さんは言いました「今までの升田さんをバラバラにして、正しい姿にしますよ。頑張りましょう」と・・
よ~し、どこまで出来るかやってやる!と・・・

他人をその気にさせておいて、思いっきり突き飛ばして、そして拾い上げる。
常に上を目指し、希望を与えて・・
中島さんはそんな人でした。

7番ホールへ

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