いよいよ中島さんとラウンドすることとなりました。メンバーは私とA君そして中島さんです。当日は都合により午後3時過ぎのスタートとなり、薄暮~ナイターのラウンドとなりました。(もちろんフルバックで!)
まず緊張の私のティーショット、210ヤード地点に右に軽く?スライスして右のフェアウェイ。続いてA君、いつものように切れの良いショットでハイドローとでも言うのでしょうか、惚れ惚れする弾道でフェアウェイやや左へ。私のボールを軽く越して260~270ヤード地点へ。いよいよ中島さん「宜しくお願いします」と軽い挨拶の後、すっと構え打ちました。その印象は、あまり力感のないスイング、ボ―ルはドローンと飛んで行くがなかなか落ちてこない感じ・・何か拍子ぬけした気がして、どの位飛んでいるのだろう?素人目にも間違いなくA君のボールの方が、球の勢い・高さ・・全然優っているはず。中島さんのボールは失礼ながら「大した打球ではないんじゃないか?」なんて思わず首をかしげてしまいました。本人も「A君に大分置いてゆかれたね」何て言って例のごとくニコニコしています。さて、ボールの落下地点に行くと不思議なことに中島さんのボールの方がA君よりはるか先にあるではないですか!本人曰く、ラン(ボールの転がり)で随分稼いじゃったな!アハハだって。でも残り距離から逆算すると300ヤードは飛んでいる計算だけど?変だなあ?そして次のホールも同じことが起こりました。例のごとく中島さんはすっと立って、ドローンとした球を打ちます。そして「今のはヒールだったよ」なんて澄ましています。もう私も理解しました「中島さんのドライバーは300ヤード以上飛んでいるんだ」と言う事実を。
この日は、不思議な気持ちの連続でした。お釈迦様と孫悟空の話とまったく一緒でした。A君が渾身の力を込めて(素人にはそう見えるのですが)体一杯使って、ナイスショットをしても中島さんには追い付かないことを・・
私にとって、始めて目にした300ヤードのドライバーショットでした。中には320ヤードは遥かに越しているだろうと思えるショットもありました。何が何だか解らないうちにラウンドは終了しました。結果は、私が92、A君75、中島さんは68の4アンダーでした。本人曰く「まだまだ練習が足りませんね」だって!この人は一体何者なの?いくら考えても解らない一日でした。
3番ホールへ
升田幸三
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