2012年2月8日水曜日

ニューヨーク

生涯感動スタッフの四條です。
最近ニューヨークのお手配をすることが多いので、今日はニューヨークにまつわる個人的な思い出話です。

私が初めてニューヨークを訪れたのは2006年の冬。当時住まいのあったバンクーバーへ日本から帰る途中に寄ったのでした。カナダ以外で初めての海外一人旅でもありました。

ニューヨークといえば、忘れもしない中学1年のときの英語の教科書のカラーページにロックフェラーセンターのスケートリンクとクリスマスツリーが載っていて、ニューヨークはまさに私にとって「ザ・外国」だったのです。そして私たちの世代には強烈に記憶にある「ウルトラクイズ」のゴールでもありました。

友達にニューヨーク見所を聞いてはメモをして調べて一週間歩き回りました。五番街、エンパイヤーステートビルディング、自由の女神、グランドゼロ、ウォール街、メトロポリタンミュージアム、セントラルパーク、ブロードウェイのミュージカルを見て、ブルーノートでジャズを聴く、、、、、。地図とガイドブックを地下鉄の中で確認して暗記して、出口からは当然知っているような足取りで町を歩き、夜はデリでお惣菜を買って泊まっているアパートメントタイプのホテルに戻る。寒さと緊張が混ざって、夜には倒れるように寝てしまいました。

マンハッタンとブルックリン地区を結ぶ、アメリカで一番古いつり橋、ブルックリンブリッジを歩いて渡ったとき、「なんだか大人になったなぁ~」と感じていました。私は橋を歩いて渡るといつもなんだかジーンとくるのです。町が見渡せるからかなぁ。

ピザがカナダより値段が高いのにまずかったとか、その日のジャズがアップテンポで期待してたものじゃなかったとか、寒すぎてカフェばかり立ち寄ってしまったとか、タイムズスクエアーで声をかけられてこわかったとか、ミュージカルの英語がわからなかったとか、あまりよくなかった部分もたくさんあったけど、またニューヨークに行きたいなぁと思っています。

このときのことを思い出したもうひとつの理由は、昨日成田空港に行ったからだろうと思います。あの空港の独特の空気。きっとこの中の多くの人たちが私が感じていたような海外旅行に対しての憧れと不安と高揚感を抱えて出発していくのだと思うと全然他人なのに「がんばって!いってらっしゃい」って思うわけです。

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