2011年2月10日木曜日

3番ホール「イメージ」

この後中島さんと何度もラウンドしました、いや「ラウンド」してもらいました。今までのゴルフに対する自分の態度・言動が恥ずかしくなりました。「たかがゴルフ、されどゴルフ」良く言われる言葉ですが、その真意は理解していただろうか?・・
ゴルフは「ゲーム」と「スポーツ」の両面を持っていると思います。簡単に考えれば、「ゲームとしてのゴルフ」はスコアの善し悪しを競い合うので、その結果何が何でもスコアを少なくする努力を「寄せワンの名人」とか「ころがしの達人」とか・・本当は大変な技術・感性なのに皮肉を込めた言葉を吐く輩もいるほどです。こう言う私も以前は「そんな気持ちも解らないではないかな」なんて感じたこともありました。裏を返せば、他人の良いスコアに嫉妬していて自分がうまく出来ないことへの反発にすぎないのに。
一方「スポーツとしのゴルフ」はある意味ではスコアは関係ありません。力強いスイングでドライバーで○○○ヤード飛ぶとか等々を競う傾向もあります。
もちろん両者とも必要不可欠であり、その総合力がスコアを形成するのですが・・私の場合、スコアが出ないことを「飛距離が足りないから」とか「パターが入らなかったから」等その時々の「言い訳」に使っていたにすぎませんでした。

それは中島さんとのラウンド中のことでした。中島さんはどんなショットを打っても自分のせいにしています。プロですから当たり前のことなのですが。そして終わってみればほとんどパープレー!あれ!中島さんも人の子です。私たちだったらもうグチャグチャなのに!
中島さんは常々「自分の打つボールをイメージして打ちましょう、今出来なくとも将来そんなボールが打てるようになりますよ!」と言っていました。それに対して私は「イメージしてもなかなか上手く行きませんよ」・・何と不遜な言い草でしょう!いくら仕事とは言え、常に練習・努力を繰り返している中島さんでさえあれだけ謙虚なのに。私はアマチュアという立場を言い訳に「練習する時間がないから」とか「仕事が忙しくて」なんて平気で思っていたことが恥ずかしくなりました。
私は気がつきました、「イメージして打つ」という言葉にはそのための練習や努力は当たり前ですが、もうひとつ「己を知れ」という強烈なメッセージでもあるのです。普段から何の努力もせずにイメージなど描けるわけがないのです。中島さんのメッセージは「今見せもらっている、やっているゴルフがあなたのイメージのゴルフですか?」と私に問いかけているのです。私は決心しました、「中島さんに私のイメージしたゴルフを見せよう」と、だって今のままでは何のビジョン(夢)も目標もないのですから。でも何をどうしたら良いのでしょう?それに対して中島さんは言いました「それでは、今出来ることから始めましょう!」と、いつものようにニコニコしながら・・

これがこれから始まる「中島マジック」の序章とは気がつかずに・・「自分へのジレンマ」や「かっこ悪い練習」「辛い辛抱」やそして「心地よい満足感」を求めて・・・・・

4番ホールへ

升田幸三

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