2012年1月31日火曜日

ありがたいこと

ここ数日多くのお客様から私たちのツアーのお問い合わせやご予約を頂いています。

初めて問い合わせをくださる方やリピーターの方、数年越しの思いで問い合わせをくださるお客様もいらっしゃいます。

すべてのお客様のそれぞれの旅行に対しての思い。
私たちが募集をかけているツアーや、お客様に合わせたオーダーメイドのツアーまで一つ一つに真摯にご案内ができるよう微力ながらお手伝いをさせて頂いています。

よく旅行業界は平和産業などと言われ、世の中の風を受けやすいことも事実だと思います。
そんな中で世の中が苦しい時でも日々の生活とは異なる何かを求めて旅に出ます。

星野道夫さんの著書の中に、確かこんなフレーズが。。

星野さんの友人が、アラスカの海でザトウクジラが飛び跳ねる光景を見て、帰国後にこんなことをおっしゃったそうです、
『日本で働いているその時間に、この地球のどこかでクジラが飛び跳ねている光景を思い出すだけで旅にでてよかった』

旅が毎日の生活に活力を与える。

そんな旅のお手伝いができていることは本当に幸せなことなのだと、この言葉を思い出すたびに考えさせられます。

2012年1月30日月曜日

ランキング

早いもので2012年ツアーダイジェストをご案内して早3週間。

ご覧頂いたお客様からの問い合わせ、申し込みランキングをご案内!!

第3位は、ジャジャジャ~ン。
5月24日出発 『カナダの冒険島、クイーンシャーロット島
          ワタリガラスとトーテムポールの世界を訪ねる』






第2位は、ジャカジャカジャ~ン!!
8月30日出発 『“グリズリー”&“ポーラーベアー” 晩秋のアラスカで2大クマに出会う旅』



(c)Scott Moran

栄えあるランキング1位は
ジャジャジャジャ~~~ン
9月5日出発 『オーロラスペシャリスト 高坂雄一氏同行 オーロラ撮影ツアー』


(c)Yuichi Takasaka

(c)Yuichi Takasaka

(c)Yuichi Takasaka
第1位の高坂氏同行オーロラツアーは3月13日出発の冬のツアーも催行決定中!!
オーロラ鑑賞に適したと言われる今年は、まさに参加のチャンス。

ご興味ある方は是非ご連絡下さい。

2012年1月27日金曜日

オーロラ


こんばんは、生涯感動スタッフの四條です。
今月の24日~25日にかけて日本でもオーロラを見れるとネットで話題になってましたが、カナダのツアーを作っていると話すとよく聞かれるのが「オーロラ見たことがありますか?」で、本当に日本人の中にいつか北の国のオーロラを見たいと思っている方がたくさんいるんだな~と思います。

日本でも「日本書紀」に「赤気(セッキ)」という表現でオーロラのことが残されています。「天に赤気あり、その形は雉(キジ)の尾に似たり」という記述があったそうです。そしてそれを「恐ろしい光景」と表現しており、昔の人はオーロラを不吉なものととらえていたようです。

私がオーロラ見たいな~とちゃんと意識したのは写真家の高坂さんの撮ったオーロラ写真を見てからです。ユーコン準州のホワイトホース近郊にあるレイクラバージという湖で撮影されたもので、うっすらと明るい空に白と緑のオーロラがまるで湖に降りかかるようなオーロラでした。今でも冷蔵庫にその写真を貼っています。

その後、なんとなくその写真に惹かれて初めてユーコン準州に1人で行ったのですが、現地の方に言われたのは、写真だから見えているけど薄いオーロラは肉眼ではあまりはっきり見えないということでした。結局そのときはオーロラを見れず、(でもユーコンの自然に心打たれて帰ってきたのですが)次回のお楽しみということになりました。

私が初めてオーロラを見たのはユーコン準州のドーソンという町でした。夜になって外で待っていたら、白い雲のような白いうっすらしたオーロラが北の空に広がりました。その後、白い雲みたいなオーロラがどんどん強い光になって緑に見えてきました。思ったよりも活発にその姿を変え、ぐるぐるとロールケーキのようにオーロラが渦を巻いていました。その後、上から光がさーっと降りてきて、その光のシャワーがどんどん広がってカーテンのようになりました。ああ、これがオーロラがカーテンのように見える理由なんだとわかりました。

オーロラは上空100~500kmの場所に現れるので、近いはずはないのですが、広い空の下では遠近感が失われ、まるで光のシャワーがすぐ頭上に降りかかってくるかのようでした。オーロラの形はいろいろありますが、確かに昔の人はよくわからない、雨でもなければ雷でもない、空に広がるさまざまな色のオーロラの存在に驚き、怖かったのだと思います。

オーロラは太陽からくる太陽風が地球の大気とぶつかり起こる、発光現象です。それが極地でよくみられるのは地球の磁場によって極地に運ばれるからで、そのオーロラをよく鑑賞できるエリアを表したのが「オーロラベルト」と呼ばれています。

実はその太陽風が強くなる周期があり、昨年から強いオーロラが観測されています。普段ではオーロラの見られないアメリカでも昨年観測されたとか。

今年は「オーロラ当たり年」ということでたくさんの方からオーロラの問い合わせがあります。私たちも例年通り写真家の高坂さんのツアーを催行することになりました。オーロラを見るだけじゃない、自分で撮影できるようになって、友達にも家族にも帰ってから自慢できてしまうツアーです。

高坂さんの写真を見てオーロラに惹かれて6年、初めて一眼デジカメを買って3年、、、。今度こそ私も素敵なオーロラ写真を撮りたいなぁ。

ということで、まだ写真家高坂氏同行オーロラツアー募集中!でも締め切りまであとちょっとです!

2012年1月26日木曜日

ドキドキしている

野生動物や、オーロラのような自然現象を
見に行くツアーを作るとき、頭の中でいつも
その場に自分を置き、目的のものが見られて
お客さんと一緒に喜んでいる場面を思い浮かべる。

きっと参加してくださるお客様も同じだろう。

でも、ツアー出発の日が近くなってくると、
不安が募る。

もし見られなかったらどうしよう?って。

僕が添乗で行くツアーは毎回こうだ。

でも間違いなく言えるのは、見られた時の感動は
誰よりも強い。

中々添乗員という立場上、飛び上がって喜んだりは
出来ないけれど、心臓はバクバク言っているのだ。


そう、僕の今の一番のドキドキは3月に出発する
シャチが海岸にいるアザラシを食べにくるシーンを
見に行くスペシャルツアーが原因だ。















もう何年も前に映像を見てから頭からその場面が
離れないのだ。














どうしても見たい!

つい先日一人キャンセルが出てもう一人行くことが
出来ます。

これから3月のその日までドキドキしながら
過ごしてもらえる方、もう一人だけ募集中です。
http://shogai-kando.com/ism3valdes/index.html

田子

2012年1月23日月曜日

皆さんの声を

先日私たちのお客様にお送りした2012年のツアーダイジェスト。

実はツアーのご案内とともにアンケートはがきを入れています。

ツアーに同行してお客様とお話をしていると、北米を中心にしていた私たちなどより多くの場所に行き、たくさんの素敵な場所に行っている方々にたくさんお目にかかれます。

現在、北米だけでなく南米をはじめ、様々なツアーをご案内していますが、
私たち旅行会社(売り手)からの一方的なツアー造成では無く、少しでも参加される皆さんの声を
反映した双方向からなる“旅”を企画できたらと思っています。

ささやかですが、アンケートはがきをご返信くださった方には次回ツアーに参加いただく際に
若干の割引をさせて頂く意予定です。

是非皆さんの声をお寄せ下さい!!
それでは


2012年1月20日金曜日

南米視察旅行へ

今日は、関東で初雪が降った。これだけ寒ければもっと早く雪が降るのが、当たり前だが、異常乾燥が水分を許さなかった。そういえば、異常乾燥注意報というのは最近聞かなくなった。こう毎日乾燥が続けば、異常ではなく、平常通りとなるのだろう。

来週は、長期の南米出張が控えている。今回は、エクアドル、ベネズエラ、ボリビアに滞在予定。エクアドルは、ダーウィンの種の起源で有名なガラパゴス諸島を有する、そのほかにも、生物多様性世界一のこの国は、アマゾンのジャングル、アンデス山脈など、有数の自然観光資源を有している。

ベネズエラは、近年、野球で知られるが、世界一の高さを誇る滝、ギアナ高地のエンジェルフォールズがある

ボリビアは、世界一高所にある首都ラパス。高度はなんと、3650mで聞くだけでクラクラする。ここの魅力はやはり、ウユニ塩湖。とくに、雨季のいまは、湖に浅く水が張り、鏡のように見えることで知られている。

南米大陸は広い!もっともっと、魅力的な場所がたくさんある。これまで、北米、オーストラリア、ヨーロッパを見てきた私には、新たな固定観念破壊が待ち受けてるに違いない。

この視察の模様は、フェイスブックやこのブログでも、現地からネット環境がある限り伝えたいと思う。


凡人

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2012年1月19日木曜日

ビデオカメラ

旅行に行くと必需品はカメラだが、性能がぐんぐん上がり、コンピューターに取り入れることが困難なほど、一枚の写真が重くなっている。これからは、細かさは十分なので、レンズの能力を上げることに移行していくことであろう。


今回、お話ししたいのは、そんなカメラではなく、動画機能付きカメラの登場で影が少し薄くなったビデオカメラである。そろそろ、今あるビデオが限界に近づきつつあるため、新調に向けて大型電気量販店にリサーチへ行ってきた。


結論から言うと、商品切り替え時期だったため、ほとんど店頭にないという残念な状況であった。そんななか、分かったのは、非常に機材が小さくなっていること、価格がかなり安くなっていることだった。どの機種も片手にすっぽり入るサイズで異様に軽く、十万円を超えるものは稀であった。VHS全盛世代の私には驚くべき変動だった。


ただ、昔から変わらないことが一つある、落とすと絶対に支障がでる造りなのだ。カメラは外で使うことが多い、小さくなったぶん、手からこぼれることや、急な動きでぶつけることもあるであろう。


もっと大事に扱えというのは最もだが、工事現場や水中で使えるという特殊なもの以外、実にヤワなのではといつも思う。


突然の雨、風で三脚が倒れたときからの衝撃、落下などのアクシデントなど、使用中に絶対に壊れてほしくないものだけに、何とかして欲しいものである。


しかし、こういうのは、少数派なんだろうなあ。

ゴープロ万歳http://gopro-nippon.com/product/hd2_surf/index.html


凡人

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2012年1月18日水曜日

旅の贅沢

  生涯感動スタッフの四條です。
昨日、シロクマ写真家の丹葉さんとお客様と”シロクマ新年会”をしてきました。
私もよっぽどシロクマ好きだと思っていましたが、ここにいたメンバーのシロクマ好きレベルは高かった。。。みんなで丹葉さんの今年撮影したシロクマたちの画像に身悶えてました。。。

なんでしょうね、シロクマを近くで見たとき、なぜか「贅沢だな~」と私は思うわけです。「幸せだな~」にも近い感情なのですが。

「贅沢」って、人それぞれ価値が違うと思います。高くておいしい料理を食べる、高級なホテルに泊まる。それだって心を豊かにするポイントだったりします。

私はカナダのバンクーバーに5年弱住んでいましたが、どうやらカナダ人の「旅の贅沢」は野生動物だったり大自然だったりを体感することにあるような気がしていました。

バンクーバーとバンクーバー島の間にソノラリゾートという場所があります。ルレエシャトーにも認定されている高級リゾートなんですが、普通のリゾートとは違っています。


だって、こーんな格好でこんなゴムボートに乗りませんよね、高級リゾートで。

何してるかというと熊を観察にきたのです。フィヨルドの地形の温帯雨林の豊かな森に。


他にはサーモンフィッシングをしたり。途中でシャチに出会って「シャチがサーモンを脅かすから釣れないよ~」って文句言ってみたり。

何が「贅沢」かって、目の前の入り江にアザラシがもぐったりハクトウワシが飛んできたり、そんな光景が普通に自分の部屋から見れることなんです。流れ星が何度も流れ、天の川がはっきりわかる星空が普通にそこにあること。

正直なところ他の国のリゾートに比べてスタッフのサービス、施設、料理は一番とはいえないかもしれません。でもそこには確かに「カナダの旅の贅沢」が詰まっていました。

うまくいえないけど豪華なことが贅沢じゃなくて、「わ~」って感じる瞬間、普段ない出来事にびっくりして心臓に汗をかく瞬間が多いほど「贅沢」なのかなと個人的に思うわけです。

そんなわけで、私たちの作るツアーは「贅沢」なツアーばかりです。(実際の値段が高いツアーも多いですが。。。)

ガイドのときも添乗員のときも語彙の少ない私は「わ~すごいすごい」を連発しています。誰かもっといい表現法を教えて下さい。

旅行はだから面白い

昨日は、なかよしグループのお客さまが、今年の夏はどこに行こうかと、オフィスに相談にいらっしゃった。


カナダ、ユーコン、クイーンシャーロット島、はたまた、南米アマゾン、ガラパゴスまで。
世界中、魅力は尽きない。


旅行の目的地を決める、これほど楽しい作業は、ほかにはない。現地情報を聞きながら、自分なりの旅行を頭の中にイメージしていく。そうして、練りあげた旅の筋書きはカンペキとなる。


あとは、出発日を待つばかり、まだかまだかと、ウキウキした気持ちと、近づいてくる緊張感がたまらない。


当日、飛行機に乗ってしまえば、イメージ通り楽しめるか、祈るしかない。すべて、計画どおりにいくときや、飛行機の遅れ、天候、現地事情などによって当初の予定がもろくも崩れるときもある。


でも、恐れることなかれ、それ、ひとつ、ひとつが、旅の魅力。急な予定変更ウェルカム、困難を乗り越えて得られる感動は、一生記憶に残る、生涯感動。お友達が、何度も聞いたよと呆れられるぐらいに、武勇伝を語ろう。


帰国して想うのは、実際の旅は計画よりも楽しさ10倍だったはず。知的好奇心を全開にすれば、もっともっと、楽しめる、皆さんの力で最高の旅を♪

なかよしグループの皆さんも生涯感動の旅をしてもらいたいなあ。

凡人

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2012年1月17日火曜日

思い出の旅行に

今年父親が定年を迎えます。

それを記念して、母親と一緒に海外にでも・・・と話が出たのが昨年の秋ごろ。
実家に帰るたびにいろいろな話を聞くと、二人の希望が実に正反対。

父親の希望を優先するか、母親の希望を優先するか。。
提案をするからにはどちらにも満足をしてもらえるものをと思案してみても、なかなか妙案が浮かんで来ず。

近場でゆったり派の父親とヨーロッパや北米に行きたい。でも食事が合わない母親。

そんな二人から最近出た話が、弊社で毎年好評を頂いている『高坂雄一氏同行 オーロラツアー』

僕に気を使ってくれているのか、はたまた二人の希望か。
二人にとって10年近く前にバンクーバー留学した時に訪ねてきてくれて以来のカナダに是非行ってもらいたいが、二人をあっと言わせるツアーを提案できるか。

早くしないと。

2012年1月16日月曜日

東京砂漠

少し大げさなタイトルになってしまいましたが、昨日の東京とサハラ砂漠の湿度を比較すると
なんと東京のほうがより乾燥していると言うニュースを目にしました。。

灼熱の乾燥した砂漠よりも乾燥している。。。なんて聞くと怖い感じがしますが、事実東京の平均湿度は右肩下がりで低くなっているらしいのです。

気象庁がデータを取り始めた1875年の平均湿度は78%だったものが、2010年は61%と135年で17ポイント低下しています。
2000年代の平均湿度は1月が46.2%。最もじめじめする7月は70.2%。人間が快適に生活できるのが湿度40-60%くらいと言われているのでそんなに気にすることも無いだろうと思ってしまいますが、やはり冬に感染の確立の高いウィルス性の病気の蔓延など注意する必要もありそうです。

乾燥化は温暖化・都市化の影響も受けているようですが、ちょっとインターネットで検索すると色々興味深い数字を見つけました。

・戦前に東京で70日程度あった冬日(最低気温が氷点下の日)が、今は5日以下
・東京の観測地点(成蹊気象観測所)からの富士山の観測日数が過去最高の116日に

富士山の観測日数には乾燥の影響(湿度低下による、霧の発生頻度の減少)もありますが、それ以外に大気がきれいになったことも多分に寄与しているようです。
高度成長時代のもくもくと工場から立ち上る煤煙、車などの排ガスなどなど、社会問題となっていましたが、長い年月と多くの人たちの尽力でこういった数字になったのだと思います。

東京の乾燥化には、都市部の緑地の減少とアスファルト化といった大都市の抱えるジレンマがそのまま反映されてしまっていますが、大気汚染が改善されてきたようにきっと対応策が見つかることと思います。

2012年1月13日金曜日

人生の糧になる旅

今週は全国的に冷え込んで、冬本番となりました。私たちのツアーのご案内を皆様に無事送り出し、次への企画に気持ちをシフトしている今日この頃です。

世の中は、万人受けする安価な大量販売のものと、少し高価だけど満足度の高いものの二通りでほぼ成り立っています。良さそうで安価なものは、あっても、誰しもが手に入れられるものでないものが多いです。それは、懸賞だったり、人数限定だったりひどい時には詐欺のようなものまであったりと、そうは問屋が降ろさないものです。
それもそのはずで、そういうものは、何処かで誰かが、投資をしたり、ないたりしています。

それでは、大量販売と企業努力で価格を落としたものが、一番なのかとおもいますが、やはり限界があって、まあまあで作られています。

当然、高価で満足度の高いものがいいに決まっていますが、高いんだから、手が出ないに決まってるとおっしゃる方が多いと思います。
しかし、もので考えますと、部屋を見渡すと高かったけど、よかったので買ったというものが以外と多く目に付くはずです。
デザインが気に入り、使う度に満足するものなら、大事にされるでしょう。家、車、道具、食べ物などこの世に存在するものすべてに当てはまることでしょう。

それは、旅にも当てはまります。もし、料金だけに飛びついて、旅をして、不満足な思いをしたらどうでしょう。よほどのお金持ちな方以外は、一生にそうはない海外旅行で、不満足だった場所に再度訪れるでしょうか。
本当の魅力を味わえなかったばかりか、その場所が嫌いになり、時間とお金の無駄だったと感じてしまうかもしれません。そんな寂しいことはありません。

旅は物欲を超越した感動を人々にもたらせてくれます。その感動は、人々を違う次元で成長させると、私は信じています。
人生は一回きりです。妥協はあまりせずに、自己投資をして有意義なものにされてはと常に願います。その支払った対価は、必ず自分に戻ってくるはずです。

旅を探されるときは、自分の期待するものが、達成できるのか吟味して選んでいただくと、きっと、残念な思いをされることは少ないと思います。

とはいえ、安ければなお良しですね(^^;;

良い週末を

凡人

2012年1月12日木曜日

あの頃のまま

最近会社でフェイスブックを始めたところ、
もう20年以上も会っていない高校の同級生から
友達申請があった。

男子校だった高校では腕相撲が流行っていて、
僕がどうしても勝てない奴だった。

文化祭で学校一強い奴を決めようと
トーナメントを開いた結果が、柔道部の3年が1位、
そして当時2年だったその同級生が2位、僕が3位だ。

どうしても納得いかなかったのが、そいつが
帰宅部だったことだ。

アメフト部でバリバリに鍛えていた僕が
組んだ瞬間に勝てる気がしなかったものだ。
そして、どうやって鍛えているのか聞いても
当然教えてくれなかった。。。。。


その友人のフェイスブックの写真はハーレーに
跨り、いきがってる感じだ。

もうふた昔も前の話なのにすぐに昨日のことのように
思い出す。

きっと、自分もその頃から殆ど変わって無いのだろう。



僕がカナダの自然を紹介するようになって
一番初めに行った場所。

それがクイーンシャーロット島だ。

その後、何度も訪れているが自分の中の
強烈な印象はいつもあの頃のままだ。











いつ行っても自分の場所に帰ってきて来たような
気がする、そんな場所を皆さんにも作って欲しい。


ここに行けば僕もあの頃の自分にすぐに
戻れるから、くすぐったいような優しい気持ちに
なるのだ。

一緒にそんな場所を探しに行きましょう!

2012年1月11日水曜日

ユーコンカヌーとツンドラハイキング

こんにちは。

生涯感動スタッフの四條です。

今日、皆様へお届けする2012年の旅のダイジェストが届き、皆様にお送りする準備をしています。

 

今年の生涯感動の旅は今までよりももっともっと世界に足を伸ばしたラインナップとなっておりますが、その中でも今日はカナダのお勧めツアーのお話をしようと思います。

 

「ユーコンカヌーとツンドラハイキング」

時期は8月下旬。このころ、極北の大地はもう秋です。

 

実際私は2010年にあるご家族と同じ日程でカナダ・ユーコンへといってきました。このツアーはユーコン川で川を下りたいというお父さんと、ツンドラの赤い紅葉のじゅうたんを見たいというお母さんの意見を織り交ぜて企画した日程でした。ユーコン川でのキャンプを二泊、その後はツンドラ紅葉のきれいなチュームストーン準州立公園へとハイキングをするという、ユーコンの秋の醍醐味を一度に味わってしまうという欲張りプランです。

 

ユーコン準州というのはカナダの10の州、3つの準州のうちのたった一つでありながら、日本の国土の約1.3倍あります。その中で人口はたった3万人ほど。ほとんどが手付かずの大自然。日本人にはちょっとその広大さが行ってみないと実感できないほどだと思います。

 

川にカヌーで出れば水の音、風の音、鳥の声、葉っぱが風でゆれる音。人口の音がひとつもないことに一瞬、戸惑うほどです。ユーコン川の上流部であるレイクラバージを出発して30マイルはユーコン川の中でも最もきれいな部分で、キャンプをしてみると、おいしいお魚が釣れたり、川の水をそのまま料理に使えたり、川のすばらしさを実感しました。夜には焚き火をしながら星を眺めオーロラを待ち、朝には朝もやの中コーヒーを飲む。アウトドアなんてほとんどしたことのなかった私が単純に「いいなぁ」と感じていたのでした。

 

その後、ツンドラの紅葉を見るためにチュームストーン準州立公園へ。ツンドラとは永久凍土の大地です。未舗装の道路を走っていくと森林限界のラインがところどころで確認でき、その大地を踏んでみるとスポンジのようにふわふわ。じぃっと足元を見てみると、多くのベリーやコケ、地衣類など、小さな小さな箱庭の世界があり、それが永遠に広がっていると思うと、その広大さにくらくらします。そしてベリーやバーチの木が真っ赤に染まり、まるで赤いじゅうたんのように広がります。赤のじゅうたんになるのは一年でも一週間ほど。極北の季節の移り変わりは早く、どんどん冬に近づいていきます。

 

ユーコンに行ったのはもうこのときで5回目でした。でも毎回新しい発見やユーコンの人々との出会いがあり、そのときの心模様によって自分の中に入ってくるものも変わっていきました。自分は、人間はちっぽけだなって、そしてそのちっぽけな自分が悩んでいることもちっぽけであることを感じるのはいつだってユーコンにいるときでした。ユーコンはどこも写真では撮りきれない景色ばかりです。そしてその景色の中に入ることも季節が動いていると感じることもそこに行ったから。

 

世界のいろんな場所で感動できる場所がありますが、私はそのひとつはきっとここなんだと自信を持って言えます。何かの資料よりも数字よりも実感として。

 

ということで今年真っ赤に染まるツンドラの大地ときれいなユーコン川へ一緒に出かけませんか?

 

 

 

2012年1月10日火曜日

いざ、南米

私たちは、いま、南米の商品開発をしている。北米、オーストラリアと旅の取り扱いを広げてきたが、南米は一味も二味もちがう。何と言っても、スペイン語やポルトガル語を話す場所で英語圏ではないのだ。
ペルーのマチュピチュやナスカの地上絵など、あまりにも有名な観光地はあるが、観光ルートを少し外れただけで、私たちの知らない南米が広がっている。
そんな、味付けのされていない、ある意味フロンティアに飛び出すのは楽しみでしょうがない。
もちろん、昔から南米を知っている方にとっては何をいまさら?かもしれないが、北米やアジアに比べれば圧倒的に情報量が少ないのも確かなのである。
私たちは、これまでの見る南米から、楽しむ南米にシフトした旅を提案したいとおもう。
今月末には、視察で現地入りするよていだが、その後の展開が自分自身楽しみであるので、旅のラインナップにも期待してほしい( ̄^ ̄)ゞ

凡人

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2012年1月6日金曜日

2012年ツアーダイジェスト 急ピッチで印刷中!!

生涯感動の旅2012年ツアーダイジェストが、現在急ピッチで印刷作業をこなしています。

来週末には皆様のお手元に届くようスタッフ一同頑張っておりますので、もう少々お待ち下さい!!

ダイジェストがお手元に届く前に、ちょっとだけツアーの独り言を。

これまでカナダの極北地域の厳しい自然環境に身をおき、動物観察や大自然を体験するツアーをご案内してきましたが、今年は対極にある動植物たちの多様性の中に出かけるツアーもたくさんラインナップしました。

ジャングルの中に建つエコロッジ、南米の大河をゆったりとくだるラグジュアリークルーズなどなど、パンフレット作成中に何度ツアーに参加したいと思ったか分からないくらい魅力的な内容のラインナップになりました。

   




もちろん、シロクマやグリズリー、カヌーにオーロラなどこれまで好評を頂いてきた、北米のツアーも内容を見直し実施します。



皆様の希望にあわせたオーダーメイドの旅行手配も承っています。
日程が合わない、こんなところにも一緒に行ってみたいと言った希望があれば、お気軽にご連絡下さい。

2012年1月5日木曜日

一生に一度の旅を

もうすぐ41歳になる。

立派な中年になった自分が、今まで行った
場所を振り返って、どこが一番自分の中に
残っているかを考えてみる。

色んな国には行っていないけれど、
カナダに関して言えばこの歳で本当に
色んな場所に行かせてもらった。

じゃあ、どこが一番かというと、それが
決められないのだ。

前はそんなに色んな場所に行って良く
擦り切れないね?と言われた。

でも、それぞれが上書きされるものではなく、
違う引き出しに入っているようなものだ。

その時の写真を見るとすぐにその場所に
帰ることが出来るから。


イッカクを見るために行ったポンドインレット。

海の氷の上にテントを張って1週間を過ごすツアーだ。







このツアーに行く途中の空港で、何故だか足が
痛くなって、びっこを引かないと歩けないほどに
なったことも、

ピタッと波がおさまると大好きな北極圏の
雲を海が映し出すことも、




巨大な氷山を前にみんなで子供みたいに
はしゃいだことも、




イヌイットの長老のいつも笑っている優しい目も、







その準備段階から、帰ってきた成田空港の
空気までがそっくり思い出される。


だから、この旅は自分の一部なんだと再確認出来るのだ。


このツアーよりももっと動物を見ることが出来る場所を
発表しました。

http://shogai-kando.com/ism6ikkaku/index.html















イッカクに、ベルーガに、シロクマは過去の現地ツアーで
100%見られているから、お勧めです。


北緯73度のアークティックベイというイヌイットの村に
行ってイヌイットに連れて行ってもらう体験は
絶対に自分の中に取り込まれるような旅になる。

そして一生その場所を忘れないような出会いをしよう!


2012年1月4日水曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
生涯感動スタッフの四條です。
今年もよろしくお願いいたします。

今日から営業も再開!2012年も多くの皆様の旅のお手伝いができるようスタッフ一同がんばります。

今年はどんなお正月を過ごしましたか?
ばたばたのお正月でしたが、ひとつだけカナダを舞台にした映画を見ました。
正確には途中までしか見れてませんので、私もこれからラストを見るのですが、その映画の名前は「學」。あの「北の国から」の倉本聰の作品です。

http://www.wowow.co.jp/dramaw/gaku/intro/index.html


BCロッキーにあるアシニボインのふもとを舞台にした作品です。このとんがったきれいな山がアシニボインです。

一流商社マンの息子「學」はパソコンだけが友達で一人東京で暮らしていました。あるとき近所の少女を殺してしまい、殺人、死体遺棄の罪で警察に捕まりました。そのことで両親が自殺をしてしまいます。元南極越冬隊員の祖父、信一は學を引き取り、自らの命をかけて學の人間としての再生を決意し、アシニボインのふもとにひとり學を残します。

パソコン、iPadだけが友達、生きる気力をなくし、人との関わりを絶った學が大自然の厳しさと向き合い、人間として再生できるのか。

乱暴だけど、祖父信一の残した言葉のひとつひとつが心に残る作品です。(まだ途中だけど、、、早く続きが見たい!)

というわけで、今年も生涯感動の旅は皆様にもっともっと自然を体感できる旅をカナダを含めて提案させていただきます。

皆様にとって2012年が素敵な一年となりますように。