2011年6月30日木曜日

夏が始まるよ

六月も最終日、皮肉なことに、節電の夏休みと言われながら、これまでの猛暑を超える気温新記録がバンバンでている。
自然なので止められないが、なかなかいい試練を神様は与えてくれている。

そんな中、街には様々な節電、涼感グッズが雨後の筍のように溢れている。コンピューターとつなげるタイプの扇風機、水を含んで長い時間涼しいスカーフ、ひんやり涼しい新素材の衣料品や、昔ながらのうちわ、扇子、なんとステテコも流行っている。先人の知恵は現代においても役に立っているどころか見習うべきところも多い。

これらのグッズもおそらくあと一ヶ月ぐらいで、本当に使えるものと、使えないもので、淘汰されることであろう。

近年の暑さは、平均最高気温においては緩やかな上昇だが、瞬間の最高気温ら明らかにこれまでの日本で体感出来なかったものというのは周知の事実である。これらへの対応には、昨年まで潤沢だった電力に頼ることで乗り切ってきた。

そこへ、今年はすでにこれまでの最高気温が乱立、15%の節電と課題に向きあっており、すでに熱中症も多数で、ガマンばかりとも言ってられない。

じゃあ、どうしよう。資金と時間が取れる人は、涼しいカナダへ、北海道へしばらく行くのもいいでしょう。しかし、ほとんどの人は、暑い暑いといいながら生活をしなければならない。

経験にない気温で、経験のない節電を行なうということは、これまでのセオリーでうごいては、無理があるということである。たとえば、村社会の日本では、皆が右を向いたら、右じゃなければいけない、常識を外れるなという風潮はまだ残っている、もちろん、それがいい部分はたくさんあるが、今回のようなケースでは、裏目に出ることがある。熱中症などがその最たるものだろう。

これまでにない暑さなのにメンタルは普通の夏、これくらいは大丈夫だろう、ガマン、怠けているように見られたくないなどなど、これらは大間違いである。

もともと暑い地域に目を向けてみよう。東南アジアなどでは、昼寝の時間が普通にある、ヨーロッパにおいてもそうである。昼間の暑い時間帯には外に出ず休むというのが普通なのだ。

日本ではどうすべきか、湿気で室内も暑い、時間をずらすのも一考だが、豊富な水をつかってはどうだろうか?外で活動をしなければならない、学校、建築現場、宅配などでは、いつでも涼感を感じられる避暑地を用意すべきだろう。校庭や現場の一角に水の帰化作用を利用して驚くべき涼感を得る、ミストのテントや巨大なミスト扇風機を用意しておくのはどうか?宅配など外で汗をかく仕事には、携帯用のミストボトルがあったらよい。炎天下、苦しくなったら、ミストを取り出し、頭からプシューっとすれば、温度の上昇は抑えられる。一説によると、最高十五度も周りの気温がさがるらしい。
http://www.life-ism.com

頭から水をかぶるのも良いが、あと始末が大変である。

想定以上のものには、常識以上で対応しなければならない。これがセオリーであろう。

凡人


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2011年6月21日火曜日

星を見に行く

昔、僕の家の周りには空地や畑が
沢山あって、今とは風景が違った。

通勤の朝に、最近地べたに座ってないなと、
ふと思ってしまう。

街で暮らしていると、疑問にすら思わない
ことがあって、考え始めると止まらなくなる。


最後に焚き火の炎を眺めたのはいつだったろう?

波の音を聞きながら、ボーッと行ったり来たりを
見つめたのはいつだったろう?

首が痛くなるほどの沢山の星空を見上げたのは?


今、何故だか無性に綺麗な星が見たい。

だから周りに灯りがない場所で、焚き火をしながら
星空を見に行く。

そしていつかこの地球上で星空が一番綺麗な
場所に、星を見に行く旅を作るのだ。

2011年6月16日木曜日

1人になれる場所

新橋と銀座の中間くらいに
大好きな喫茶店がある。

宮越屋珈琲という店なのだが、
ドリップコーヒーを飲むなら
僕の中では一番の店だ。
http://www.miyakoshiya-coffee.co.jp/jp/




















一杯だてのコーヒーはマイルドから
フレンチまであり、僕の好きなフレンチの
デミタスをまだボーッとした朝なんかに
飲むと頭がスッキリしてパワーが
身体中に回る感じだ。

根本的に1人が嫌いな僕は、
お腹を満たす為じゃなく、
何かを味わうために食べたり
飲んだりする時には1人では
寂しくて店には入りたくない。

でもこの店だけは不思議と1人で
いられるのだ。
ここではコーヒーを味わいながら1人で
考え事をすることに幸せすら感じる。

コーヒー好きな方、アイデアを練る
良い場所を探している方、是非
行ってみてください。

思い起こすと、ここで色んな事考えたなあ。

2011年6月15日水曜日

ソーラー発電機


先日、第一号、二号がアメリカから届き、様々なシーンを想定しながら、試用を繰り返してきました。
ソーラーパネルは、折りたたむと小さくなるので、家の倉庫にしまうには意外と便利ですが、セダンの乗用車に載せるとなると、かなりの場所を取りますので、注意が必要です。
蓄電池は、高性能のディープサイクルバッテリー(充放電につよいタイプ)三つが搭載されていますので、大容量で安心して使えます。

利用シーン
キャンプ
ライト、扇風機、携帯などの充電、電気式虫除け機などに使えるので、家族や友人たちと、ホームパーティーのようなスタイルのキャンプには役立ちます。

家の予備電源として
家庭用電源開発からの充電も可能で、過充電防止装置がついています。ブレーカーが落ちたりなどの急な停電でも、自動的にバッテリーから電機を供給するので常時電源が必要な機器(パソコン、電気式時計、非常灯)と繋いでおくと安心です。

公民館やマンションの管理組合で
災害時があったときに、この一台があると安心感ははかりしれません。ソーラーを使っていつでも、電気を作れるので、多数の携帯電話の充電や、コンピュータをつないでの情報整理など
に役立ちます。

とにかく、使用方法が簡単でタフというのが、印象的です。ぜひ、この発電機を手に入れて、安心と楽しさを手に入れてください。
凡人

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2011年6月13日月曜日

先週からワクワクしていた。
ある写真が届くのを待っていたのだ。

いつになるのか分からないまま待っていると
いうのは、その待っているものに対する期待が
大きければ大きい程、辛いものだ。

そして僕の夢の形がこの前ついに届いた。


それはカリブーの大移動。















ずっと心の中にあったこの数万頭の群れの光景。

6年前に一度挑戦したけど、天候に阻まれて
イメージしたような結果にはならず、
数百頭を見るにとどまっていた。

















それからずっとどこかに出掛けては自分の夢を語り、
聞き回っていたのだ。

そして、この大移動を見ることが出来る可能性が
極めて高い場所をやっと知ることが出来た。

群れの全体数は35万頭。
彼らが迫ってくる時には雷のような地鳴りがし、
待っている僕たちを川の中洲を巻いて
水が流れて行くように移動して行くという。

そして一番僕を惹き付けて止まなかった、
写真に添えられていた文章は、

『この大移動の中に入ると彼らの体温で気温が10℃近くも上がる』

という事実だ。

その場にいることが出来たなら、
その音や、匂いや、空気間、そして沢山の真っ黒な瞳なんかを、
僕は一生忘れないだろう。

この夢を来年こそ実現したい。

2011年6月9日木曜日

肉食

肉か魚かと聞かれると、
やっぱりまだ肉が好きだ。
それでも、特上カルビみたいなものは
食べられなくなったし、ステーキもリブなんか
食べると眠れなくなることもある。

そんな今の僕に一番なのは、ラムなのだ。

週末に食べたラムは臭みは無く、
肉の味をしっかりと残していて、
カリッとした表面と切ると肉汁が
溢れてくる焼き加減も良かった。

ハーブの効き方も程よく、ワインが
余計に美味しくなるような感じで、
久しぶりに納得の行く洋食を
食べた気がする。




















僕とラムとの出会いは中標津の
牧場で働いていた時だ。
北海道では当たり前に食べるジンギスカンを、
牧場のお母さんは出してくれた。
たっぷりの野菜の上に薄い肉で蓋をするような
焼き方も新鮮だったし、ちょっと警戒していた味も
ビックリするくらい美味しかった。
ご飯もワシワシと沢山食べたなあ。

2011年6月6日月曜日

場所

今年の9月に先住民の土地にお邪魔する。

カナダの先住民の事を思うと懐かしいと言うか、
切ない気持ちになるのは何故だろう?

今まで沢山の先住民の人達に会ったけれど、
感覚的に嫌だと思う人は一人もいなかった。
それは海岸線で暮らす人達だけではない。
内陸の人々も、もっと北のイヌイットの人達もそうだ。

きっとそれは彼らは何かを受け入れる事に
壁を作らないからだと思う。
そして自分は何者だか分かっているからだと思う。

どうしょうもないような立ち振舞いをしたり、
初めは無愛想な彼らの内面に触れたとき、
僕はその地にまた帰りたいと思う。
同時に普段感じることのない強烈なホームシックに陥るのだ。


自分が何者かっていうことだったり、
帰る場所があることだったりを
僕は忘れないようにしたいと思う。

そして先住民のハイダ族出身のネルソンクロスに
作ってもらった、深い彫りのワタリガラスと月の
ペンダントの裏にこの前それを刻んだんだ。


2011年6月3日金曜日

フラッシュバック

この前ふと思い出した。

昔、僕は出来ればいつも綺麗な
水のそばにいたいと思っていたのだ。

よく釣りに行っていた湖の朝靄が掛かる
湖面にボートをこぎ出すと、柔らかい
粘土の上のように滑らかに進む。

ボートを漕ぐ音、水が跳ねる音しかせず、
それは静かだけど、とても刺激的な場所だった。

魚が掛かりバシャバシャと巻き上げる水滴に
太陽が当たり始めるとキラキラと水銀のような
光を放ってしばらく頭から離れない。

この前、雨上がりの水溜まりに反射する光を
見て思い出した、そんな日々を過ごしたシアトルに
シトカの帰りに偶然行くことが出来た。

その時に食べた蟹はボリュームもあったけど、
何よりシンプルで甘くて美味しかったなあ。

















あの頃はこれからどこに向かって行けば
いいんだろう?って、とにかく今と違う場所を
必死になって探しているような日々を過ごしていた。

食べながら昔の事を思い出したりしたけど、
今なら自分が求めてるもの、必要ないものが
良く分かる。

2011年6月1日水曜日

半年ぶりに

この2週間立て続けにサッカー、フットサルをしてきました。

地元の友達とやっているサッカーのリーグ戦と先輩の会社主催のフットサルに混ぜてもらったり。

そんな中、以前は自分たちが若いほうのチームだったのが、今では20台の子達の後塵を拝して惨めな姿をさらしていました。。。

若さの勢いに対して、経験を踏まえた技術で対抗!!などと思いつつ、頭と体の神経伝達のスピードに更なる衰えを感じてしまい、見事なまでにやられてしまいました。

といっても、家族がいる友達も多い中、10数人で集まって、『フォーメーションをこうしよう』、『あいつがすぐばてるから、途中からポジションをこうしよう』ってやりあえる友達がいることのありがたさを感じながら、日帰りで帰省を繰り返しています。

これから暑い夏を迎えると、毎週のようにリーグ戦が組み込まれていて(Jリーガーでもないくせに。。。)、今のうちに走りこみをしなくてはと仕事中は思うけど、家に帰る途中でついつい金色の液体の魅力に負けてしまい、ダメな肉体を更に衰えさせる日々を過ごしてしまっています。