2012年1月18日水曜日

旅の贅沢

  生涯感動スタッフの四條です。
昨日、シロクマ写真家の丹葉さんとお客様と”シロクマ新年会”をしてきました。
私もよっぽどシロクマ好きだと思っていましたが、ここにいたメンバーのシロクマ好きレベルは高かった。。。みんなで丹葉さんの今年撮影したシロクマたちの画像に身悶えてました。。。

なんでしょうね、シロクマを近くで見たとき、なぜか「贅沢だな~」と私は思うわけです。「幸せだな~」にも近い感情なのですが。

「贅沢」って、人それぞれ価値が違うと思います。高くておいしい料理を食べる、高級なホテルに泊まる。それだって心を豊かにするポイントだったりします。

私はカナダのバンクーバーに5年弱住んでいましたが、どうやらカナダ人の「旅の贅沢」は野生動物だったり大自然だったりを体感することにあるような気がしていました。

バンクーバーとバンクーバー島の間にソノラリゾートという場所があります。ルレエシャトーにも認定されている高級リゾートなんですが、普通のリゾートとは違っています。


だって、こーんな格好でこんなゴムボートに乗りませんよね、高級リゾートで。

何してるかというと熊を観察にきたのです。フィヨルドの地形の温帯雨林の豊かな森に。


他にはサーモンフィッシングをしたり。途中でシャチに出会って「シャチがサーモンを脅かすから釣れないよ~」って文句言ってみたり。

何が「贅沢」かって、目の前の入り江にアザラシがもぐったりハクトウワシが飛んできたり、そんな光景が普通に自分の部屋から見れることなんです。流れ星が何度も流れ、天の川がはっきりわかる星空が普通にそこにあること。

正直なところ他の国のリゾートに比べてスタッフのサービス、施設、料理は一番とはいえないかもしれません。でもそこには確かに「カナダの旅の贅沢」が詰まっていました。

うまくいえないけど豪華なことが贅沢じゃなくて、「わ~」って感じる瞬間、普段ない出来事にびっくりして心臓に汗をかく瞬間が多いほど「贅沢」なのかなと個人的に思うわけです。

そんなわけで、私たちの作るツアーは「贅沢」なツアーばかりです。(実際の値段が高いツアーも多いですが。。。)

ガイドのときも添乗員のときも語彙の少ない私は「わ~すごいすごい」を連発しています。誰かもっといい表現法を教えて下さい。

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