2012年2月29日水曜日

最新機は誰のもとへ。

皆さんは初めて飛行機に乗ったときのことを覚えていますか?

僕は高校2年のとき修学旅行で沖縄に行ったときに初めて飛行機に乗りました。
周りは友達だらけでいろいろ話をしている中、離陸するときの重力にびっくりして
『二度と飛行機には乗らないだろう』なんて思ったものです。

それが今では飛行機無しには自分の仕事は全く成り立たなく、しかも仕事で年数回
海外に行くという、当時からしてみれば全く不思議な巡り合わせだなぁって思います。

さてさて、さっきインターネットのニュースをふと見たら、ボーイング社の最新機納入の話題が出ていました↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000042-reut-bus_all

機材に触れるのはさておき、最初の納入者が航空会社ではなく民間人であるということにびっくり。ついついブログの話題にしてしまいました。

1機3億3290万ドル(約269億円)。
購入者は誰?アラブの国の首脳では?などと推測されているようですが、現在受注を受けている数の1/4にあたる数が民間からの依頼だそうです。

日本は皇族、首相が主に利用する政府専用機(ボーイング747-200)が2機所有されていますが、整備などを委託されていた日本航空が同機材の整備が出来なくなる可能性があったことから、現行のの2機を退役させ、新型機の導入も検討されていたようです。

しかしながら、昨今の事情から新型機の導入も進まないのが現状です。

いざという時の邦人救援などにも利用される政府専用機。

日本に新しい専用機を買ってくれる気前の良いサンタさんはいないものでしょうか。。。

2012年2月27日月曜日

ジョギング

生涯感動の四條です。
昨日は東京マラソンでしたね。参加、、、なんてしません(できません)でしたが、なんと2年ぶりにジョギングに出かけました。
引っ越したばかりなので新しい景色を楽しみながら、30分だけ走りました。
過去は、、、バンクーバーにいたときはトレーニングをして、最初は20分しか走れなかったところをハーフマラソンまで走れるようになりました。フルマラソンにチャレンジしようと思っていたところ、ちょっとだけ足を痛め、やめてしまっていたのでした。
バンクーバーは本当に気軽に走れるトレイルがたくさんあって、楽しかったのですが、東京に引っ越して以来、人の多さにうんざりしていました。
でも東京から離れてみたら、結構ランナーがいましたいました。うーん、まだ寒いけどやっぱり走りたくなってきたぞー。
マラソンだとちょっと目標が高いけど、来年の今頃はハーフマラソンが走れるといいなと感じる今日この頃です。

2012年2月24日金曜日

メープル

生涯感動スタッフのの四條です。
昨年の秋、カナダのローレンシャン高原に3週間ほど滞在していました。紅葉が大好きなたくさんの日本のお客様のお手伝いをしてきました。
カナダといえば、メープル、カエデの赤い葉っぱが国旗にもなっていますが、実際メープルの木がたくさんあるのはカナダの東部だけなんです。特にメープルの紅葉で人気なのはケベックシティ、モントリオール、そしてローレンシャン高原です。
いろんな旅行会社のパンフレットに真っ赤な紅葉が載ってますが、どちらかというと、このあたりの紅葉は赤、黄色、緑のパッチワークのようなまだらな紅葉が楽しめます。メープルでも赤い葉っぱになる木もあれば、黄色の葉っぱになる木もあります。そして一年中緑の針葉樹があります。


このメープルの紅葉のハイライトとなるケベックシティ、モントリオール、ローレンシャン高原はすべてケベック州にあり、バンクーバーに住んでいた私にとっては同じカナダといえど、ちょっと異国でした。
というのもこのケベック州はフランス語圏でその昔々、フランス本国からカナダ大陸の開拓、毛皮貿易のためにやってきた人々の子孫が住んでいる州なのです。このケベック州で小さな新しいフランスを築こうとしていました。過去にこのケベック州だけでカナダから独立しようという動きもあったほどです。
カナダなのでもちろん英語も話します。でも母国語はフランス語。道路の看板もこの州だけフランス語。そして禁煙の動きが日本よりも進んでいるカナダなのに、日本以上に愛煙者がたくさん、お酒も普通にスーパーに売ってます。(カナダの他の州ではライセンスを持った酒屋さんしかお酒を売れません)

ちょっと陽気でやさしい、カナダに住むフレンチの人々。
やっぱり旅は景色だけじゃない、地元の人々が思い出をより一層深いものにさせてくれるなと感じました。

2012年2月23日木曜日

ちょっと嬉しかったこと

今日、星野道夫さんの本に出てくる
クリンギットインディアンのボブサム氏に
会う機会があった。

星野さん亡き後、メディアなどで取り上げられ
知る人も多い人物だ。


今回お会いする前にある程度は覚悟をしていた。

それは有名になってしまうと変わってしまう人を
少なからず知っていたからだ。


でもそれは、良い意味で裏切られた。

星野さんの文章にあるとおりの人物だったからだ。


多くは語らず、受け答えも聞こえるか聞こえないかの
声で、しかし、はっきりと、YES、NOと呟く。
それは決して嫌な感じではなく誠実さが伝わってくる
魅力を秘めている。

ボブさんと一緒に彼の故郷であるアラスカ・シトカを
巡るツアーを作るのだ。

そして昔から伝わる薬草や、荒れ果てた墓地を
清掃していたという場所、その土地と人々の
結び付きというのを見せてもらう。


生意気な言い方かもしれないけれど、旅というのは、
提供する我々の仕事が大部分ではあるけれど、
参加してくれたお客さんがそこで何を感じ取れるかに
よる部分が大きいといつも思う。

何日もある日程の中でどの『感動の一瞬』をキャッチするかは
それぞれ違うだろう。
でも、それが同じだったらきっと同じ釜の飯を食ったような
思い出が残ると思うのだ。


星野さんとボブさんが一緒に行ったクイーンシャーロット島。

この島に行くツアーがどうやら催行出来そうだ。
















ここではきっと同じ一瞬を共有できるだろう。

いつもここに行って帰ってきても、頭の中が現実社会に
戻るのに時間がかかるのはきっとそのせいだ。


あと、2名様だけ募集中です。

2012年2月22日水曜日

ああ、iphone4

先日、17日間という長期出張を終えて帰国した。
現地でiphoneを使い、たくさん写真を撮影して、フェイスブックで皆さんに近況報告をするはずであった。

しかーし

帰国した私の手には、1年近く愛用したiphone4はなく、会社で使っているギャラクシーを使いこなしている自分がいた。

iphoneは何処へ?

我がiphoneは、ベネズエラの秘境、ギアナ高地にある、カバック村のとある川底に眠っている。

2月5日に雄大な世界一の落差を誇るエンジェルフォールズを遊覧飛行で横目に見て、先住民が暮らす村、カバックを訪れた。この村での滞在の目玉は、川の上流に大きな滝があり、間近に迫れるというまさに大冒険のアクティビティーだった。

私の中では、ただ、川の横にあるトレイルを歩いて滝に着くだけだろうと思って、おもむろにトレイルを歩いていたが、川沿いの崖でトレイルが終了した。

口数少ない先住民は、「飛び込め、ここを泳いで遡るんだ」と平然と言う、聞き間違えたのかと思って確認したが、やはりそうらしい。川の深さは8mぐらいあり、現地のスタッフは颯爽とガケの上から飛び降りケラケラと笑っている。

金づちの私は、ここで辞退する気満々だったが、なんと、わが社のスタッフが、「ここなら大丈夫だー」と余計なおせっかいを焼き、行くはめになった。ここからの大冒険ぶりは、話が長くなるので、いづれ話すことにしよう。

帰り道、大冒険でクタクタになった私は、川の横にあるすべりそうな岩のトレイルをあるいていた。iphoneは途中で写真を撮ろうと、ジップロックに入れ、万一の事態にも耐えられるよう防水は完璧にしてあった。

すべるかもと石橋を叩くように歩いていたが、その石橋はツルツルの石橋だったようである。
右足をやや苔のついた丸い石に乗せると、次の瞬間、体は浅い川の中へと綺麗に落ちていった。柔道で見事に足払いをくらい、一本を取られたような体制だった。

もともと濡れていた体だっただけに、川に落ちた驚きでうろたえたが、ジップロックに入れていたiphoneは無事だろうと思っていた。とっさに水から引き上げたジップロックの軽さに、いやーな予感がした。まさに、魚釣りで釣ったと思った瞬間に逃がした感触だ!

その引き上げたジップロックは、当然のことながらカラッポだった。川に落ちたショックで底が抜け、iphoneは私の体とともに水没したのだった。
川を必死で捜索したが、タンニンによる赤茶けた川の水の色で、黒のiphoneはついに救出することができなかった。

誠に無念な出来事であった。

ギアナ高地のカバックに行ったら、ぜひ、iphone4を見つけてほしい…

とはいうものの、帰国後、新しもの好きな私は、早速ソフトバンクにおもむき、白のiphone4Sをゲットしたのである。ギアナ高地の経験を活かして、白にしたのである。

ギアナ高地では滝に打たれてきたが、気持ちも打たれ強くなったのではなかろうか。


凡人

2012年2月21日火曜日

ブエノスディアス 南米は人があたたかい

南米から帰ってきて早10日が経とうとしている。寒い日本に戻ってくると、南米で出会った人々のあたたかさが、なおさら懐かしくなる。

今回、訪れた国は、エクアドル、ベネズエラ、ボリビアで、それぞれ、政治的な背景は違うが皆、一様に優しくて明るい。

失礼な話、所得は日本の平均から比べると、三分の一以下、それに比べれば物価も決して安くない。貧富の差も激しいが、お金持ちがそんなに多いわけでもない。安いと感じるのは、ガソリン、人件費、市場に出されているもの。スーパーは異様に高いのでおそらく、一般市民は市場を利用するのだろう。

しかし、この優しさと明るさはどこからやってくるのだろうか?
今回、話をした現地の人は旅行、ホテルなどに従事するスタッフが中心だったが、日本とおおきな違いに感じたのは、皆、成長過程でエネルギッシュなのだ、ようは日本の高度成長期のように生活に新しい変化がどんどん生まれており、夢や目標が持ちやすい。それが明るさにつながっていると推測した。

それでは、優しさはというと、もともとの気質といってしまえば、それまでだが、社会主義よりの国が多いせいか、助け合いの精神が根付いていて、皆、自分と自分の国に誇りを持っているように感じた。その気持ちが、先進国と呼ばれている日本から来た私たちには、心地よく感じた。

これらは、物質的に豊かになった日本や欧米諸国では、忘れ去られてしまった感覚なのかもしれない。

では、我々はもうダメなのかと、嘆くのは時期尚早である。人間は、後戻りは出来ないが修正能力がある。しかし、早めに気づいておくことに越したことはない。


いざ、南米


凡人

2012年2月20日月曜日

最善をつくす

昨日のよる「世界の果てまでイッテQ」で南米最高峰アコンカグア(6,962m)への登頂を目指した企画が放送されていました。

ツアーには出演者、局の関係者以外に、現地ガイド、プロの山岳ガイドが同行したものの結果としては悪天候に阻まれ、山頂までわずか200mという地点で断念するというものでした。

出演者のなんとしても登頂したいという気持ち(居合わせたすべての人の気持ちだと思います)の一方で、全体を取り仕切る日本人ガイドさんの「嫌われても良いから撤退する」と言う言葉に強く心を打たれました。

撤退するポイントに至るまで、何箇所かで引き返す判断を下そうとしていました。
それでも、困難な登頂ルートに残された僅かな可能性と、体調を考慮してたどり着いた山頂まで200mの地点。
目と鼻の先に見える山頂に足を踏み入れることも出来ないということは、本当に悔しいことかも知れませんが、今出来うる最善を尽くし、そして無事帰る。
無事に帰ることなくして登山は成立しないですから。

私たちのツアーではここまで極限の判断を下さなければいけない事態は恐らく無いかも知れません。ただ、お客様とともにツアーを進めるかなで、“最善を尽くす”。その大切さを教えられた番組でした。

2012年2月17日金曜日

アラスカの海

今回は僕が尊敬する大先輩の自然感が
心にしみる文章を紹介したいと思います。



ザトウクジラの人生に思いを馳せてみた。
目の前で、壮大な回転ジャンプを繰り返す
青年クジラがいた。
疲れを知らない連続大ブリーチ。
私たちの興奮を笑い飛ばすかのように。

「あ~ 海も青い」 「あ~空も青い」 
「海も空も広くて青い」 「海も空も大好きだ」と、
クジラの声だ。

地球を半周する1年の旅から帰って
アラスカのこの入江でひと夏の捕食。

ニシンをたらふく食べたら、夏の終わりには
またたった一人の旅に出るのだ。

「人生80年。いつも一人だけれど、
 さみしいと思ったことはない。
 この前はハワイの沖で兄弟と出会った。
 言葉は交わさなかったけれど、
 お互い元気で何よりだ。
 なんという素敵な自由。
 なんという素敵な孤独。
 誰もが羨む人生を私は送っている。
 見よ、この大ブリーチ。
 海も空も私のものだ」

いいな~、ザトウクジラ。
人間たちの歓声が聞こえているのだろうな。
憧れを一身に受けて、旅に戻ってゆく。

旅の話を聞きたいな。
恋の季節もあるのだろうな。
だって80年の人生を、地球規模のステージで
生きてゆくのだもの。

来年また会えますね、このアラスカの入江で。

今度はあなたの友人たちのためへのジャンプを
見せてください。



2012年2月16日木曜日

エネルギッシュな南米

先日、17日間の南米視察を終えてきた。聞こえてくる言語はスペイン語ばかり、
いくつかの国をまたいでみたが、スペイン人とインディオの混血、メティスの人々が
大多数を占めている。
街は喧騒につつまれ、クラクションは鳴り響いている。しかし、雰囲気は明るい。
我々、日本人と近いDNAを持つ、インディオの混血の人々だけに、
皆、兄弟という感じで、白人社会に比べると、圧倒的に心地がよい。

今回の旅で気づいたことは、圧倒的にアメリカ人の旅行者や住民が
少ないということである。それもそのはずで、ベネズエラやボリビアなど
アメリカとはあまり仲のよくない国々も多い。ボリビアのウユニ塩湖には、
お決まりの、観光客によって立てられた旗がある。それを見ると、
いつもと違う、違和感を覚えた。おきまりのイギリスのユニオンジャックと
アメリカの旗がないのである。その代わり、共産主義の旗やヨーロッパの
国々の旗が目立った。もちろん、我が国、日本の旗も立てられていた。

これまで、当然のようにアメリカの影響力が強く、常に片隅に
こびりついていた、残像がない世界にちょっぴり感動を覚えた。

とはいえ、黄色と赤の目立つMマークのお店は、その世界にも
存在感が強かった



ウユニ塩湖にておちゃめなボリビア人ガイドを撮影


凡人

2012年2月15日水曜日

スワロフスキー

生涯感動スタッフの四條です。

最近カナダにスワロフスキーのクリスタルが輝くリゾートがオープンしました。場所はバンクーバーから飛行機で1時間のワインで有名なオカナガン地方。オーストリアのクリスタルブランド”スワロフスキー”の創始者のお孫さんが開いたリゾートでスワロフスキーの世界を表現しています。

文章で言ってもわかりにくいので、写真で、、、、

合計350万個のクリスタルが使われた館内。

なんとお部屋にクリスタルでできた暖炉!!赤く輝いてます。


一年中入れる野外温水プール。ガラス張りなので、まるで目の前のオカナガン湖と一体になっているようです。

キラキラ☆

2012年2月13日月曜日

祝日が少ない1年

この週末、家の近くを散策していたら何軒か日の丸を掲げている家が目に付き、
なんでだろう?と思って、ふと土曜日が建国記念日だということを思い出しました。

国民の祝日は“国民の祝日に関する法律”第3条2項で『「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする』。と規定されています。

月曜日を祝日にする「ハッピーマンデー」(成人の日、海の日や敬老の日が該当)規定が出来3連休が増えましたが、今年はその法律の隙間に分け入るような暦になっていて、土曜日に国民の祝日が あたる日が建国記念日を含めて4日もあるのです。。。が~ん。

数年前シルバーウィークと称して9月に連休が続くようなりましたが、今年は一転旅行業界には良くない日取りですね。

海外に比べ、祝日数は多い日本ですが、逆に有給消化はとても少なく。
祝日を設定していることは私たちにとっては良いことですが、たまあに落とし穴が。
出来れば日曜日だけを振り替え休日にするのではなく、土・日に国民の祝日があたる場合には
振り替えてもらえるととってもありがたいのになぁと思った週末です。

2012年2月10日金曜日

皆既日食

生涯感動スタッフの四條です。

昨年末、皆既月食で日本でニュースになっていましたが、皆既日食という、地球と太陽と月が一直線に並び完全に暗くなってしまう現象が、2012年は11月にオーストラリアのケアンズ周辺で見られるようです。

同じように月が太陽を一部隠してしまう部分日食や重なっても月が太陽より小さい金環日食とは違い、皆既のときは完全に太陽を隠してしまうので、場所や季節によっては気温が10度もさがってしまうこともあります。

またその真っ暗になる皆既の時間は通常30秒から3分ほどで、その場にいた人の話だと動物もなんだか騒ぎ出し、肌でその不思議な時間を味わえるとのことでした。

普段、こんな風にパソコンの前に座って、回っている地球の上に住んでいるんだと感じることはないのですが、そーかそーか、私たちは太陽の周りをぐるぐる回って、自分たちでもぐるぐる回ってる星に住んでいるんだなぁとそんな話を聞くと改めて実感ですね。回ってるなんて知らなかった時代の人間たちはこういう皆既日食をどう捉えていたんだろう?きっと不気味だったことでしょう。。。

ケアンズ周辺の皆既日食は11月14日の午前6時39分頃といわれています。そこで私たちは船の上から日食を鑑賞しようと現在ツアーを企画中です。実現させたいなぁ。

2012年2月9日木曜日

最後の旅

人生最後の旅に行くとしたらどこに行くんだろう?

身体の自由が利かなくなったら、
きっとそれどころではないのかも知れない。

それでも僕はベッドの中で思いを巡らせ、考えるだろう。

どこだろう?
誰と行くのだろう?

それはきっと前に行ったことのある場所だ。

そして忘れられない出来事や出会いがあった場所だ。


もしかしたら、それは父と幼い頃に釣りに行った
小川かも知れない。

もしかしたら、それは心から感動し震えるような
体験をしたカリブーの移動を見たオールドクロウかも知れない。

日々暮らしている中でそんなことを意識することなんて
殆ど無いけれど、その時の為に、昔のままの場所で
あり続けて欲しいと願う。

そして一緒に行った人やそこで出会った人たちも。


ただの旅行ではなく、そんな思いが繋げられる
日々の一部を作り続けて行けたらいいなと思っています。

田子

2012年2月8日水曜日

ニューヨーク

生涯感動スタッフの四條です。
最近ニューヨークのお手配をすることが多いので、今日はニューヨークにまつわる個人的な思い出話です。

私が初めてニューヨークを訪れたのは2006年の冬。当時住まいのあったバンクーバーへ日本から帰る途中に寄ったのでした。カナダ以外で初めての海外一人旅でもありました。

ニューヨークといえば、忘れもしない中学1年のときの英語の教科書のカラーページにロックフェラーセンターのスケートリンクとクリスマスツリーが載っていて、ニューヨークはまさに私にとって「ザ・外国」だったのです。そして私たちの世代には強烈に記憶にある「ウルトラクイズ」のゴールでもありました。

友達にニューヨーク見所を聞いてはメモをして調べて一週間歩き回りました。五番街、エンパイヤーステートビルディング、自由の女神、グランドゼロ、ウォール街、メトロポリタンミュージアム、セントラルパーク、ブロードウェイのミュージカルを見て、ブルーノートでジャズを聴く、、、、、。地図とガイドブックを地下鉄の中で確認して暗記して、出口からは当然知っているような足取りで町を歩き、夜はデリでお惣菜を買って泊まっているアパートメントタイプのホテルに戻る。寒さと緊張が混ざって、夜には倒れるように寝てしまいました。

マンハッタンとブルックリン地区を結ぶ、アメリカで一番古いつり橋、ブルックリンブリッジを歩いて渡ったとき、「なんだか大人になったなぁ~」と感じていました。私は橋を歩いて渡るといつもなんだかジーンとくるのです。町が見渡せるからかなぁ。

ピザがカナダより値段が高いのにまずかったとか、その日のジャズがアップテンポで期待してたものじゃなかったとか、寒すぎてカフェばかり立ち寄ってしまったとか、タイムズスクエアーで声をかけられてこわかったとか、ミュージカルの英語がわからなかったとか、あまりよくなかった部分もたくさんあったけど、またニューヨークに行きたいなぁと思っています。

このときのことを思い出したもうひとつの理由は、昨日成田空港に行ったからだろうと思います。あの空港の独特の空気。きっとこの中の多くの人たちが私が感じていたような海外旅行に対しての憧れと不安と高揚感を抱えて出発していくのだと思うと全然他人なのに「がんばって!いってらっしゃい」って思うわけです。

2012年2月7日火曜日

考える時間

旅に出るとたくさんの時間が自分のものとなります。

観光するも良し、おいしいご飯とお酒を楽しむも良し、ビーチでのんびりしてみたり。。。

普段の生活と異なる場で過ごす時間は、とても刺激的でこんな考えに至ってしまうんだぁと自分にびっくりしてしまいます。

古代の遺跡を前に数千年前の往時に思いを馳せたり、動物たちとの出会いで彼らが置かれている環境を深く考えたり、人々とのふれあいで楽しい時間を過ごしたり。

北米を中心としたツアーに同行させて頂く機会が多いので、最近は極北の凛とした寒さの中に身を置いて、一人ぽつんと考え事をしている時間がとても好きです(ちょっと寂しい光景ですが。。。)

2012年2月6日月曜日

荷物を背負って旅に出た

初めて海外に旅行に出かけたのは、今でも記憶に新しい2000年7月26日。
(出発の前の日に、シャルルドゴールでコンコルドが離陸に失敗したニュースが新聞をにぎわせてた日です)

この飛行機はちゃんと飛ぶのだろうかと心配しつつも、初めての海外へ飛び立ったのは今は無き、名古屋空港。クアラルンプール経由でイスタンブールに行く行程が、同日乗継便が取れずクアラルンプールで3泊することに。。
今であれば、何の迷いも無くイスタンブールへのフライトがある日に名古屋を発っていたのに。。。

このトルコへの旅は、帰国の時も空港に2時間半前に到着していたにもかかわらず乗り遅れ、空港に1泊。共同運航便の意味すらろくに知らず、気づいた時には搭乗便のチェックイン時間も終了。。
チェックイン手続きのことすらほとんど知らなかったんです。。
その晩イスタンブールの空港で、見知らぬアルジェリア人5人組(彼らも乗り遅れたらしい)と寝ずに朝まで話をしていたのも懐かしい記憶。

猿岩石や深夜特急を書いた沢木耕太郎さんに憧れて気づいたらインド、ネパール、タイやオーストラリアなどなど。学生時代の長期休みは海外を飛び回っていました。

最近ふと思うと携帯やお酒、タバコなどなど当時お金をかけていないものにたくさんお金を使っているなぁと。

きっと心当たりのある方もたくさんいると思いますが、そろそろあのころのようにリュックを背負って海外に行ってみませんか。

僕のお勧めは『極北の大河ユーコン川カヌー体験と赤に染まるユーコンツンドラハイキング』

是非皆さんご参加下さい。

2012年2月2日木曜日

愛すべき人々

今年のスケジュールが段々決まってきた。

初めて行く場所もあるけれど、行く度にお世話に
なっている現地の人たちがいる。

その場所に行くこともそうだけれど、彼らに会う
事も今からとても楽しみだ。


※カリブーの川渡りを見ることが出来る
 オールドクロウのデニス。




おにぎりが大好きになってしまい日本から
お米を送ったっけな。
ダイエットすると頑張っていたけれど
元気にしているだろうか?



※ユーコンのヨシ。
 毎年日本に来るから会えるけれど実際に
 最近ユーコンでは会っていない。















僕は彼女からお客様とのいい距離感や
自然との向き合い方を教えてもらった。
今年はユーコンで会おう!
そしてドラマ『北の国から』を地で行く
新しく建てたうちを見せてもらおう。



※クイーンシャーロットのダリル。
 星野道夫さんを案内したガイドだ。















一時はツアーから離れていたみたいだけど
戻ってきているだろうか?
いつも物静かなのに、クジラがボートに近づきすぎて
慌てていた様子が頭から離れない。



※バンクス島のロジャー。
 ジャコウウシを見に行くならここが地球で一番
 いい場所だって教えてくれた。















日本人のように礼儀正しいのはどうして?って
今度会ったら絶対に聞こう。


それぞれがそれぞれの道のプロなのだ。
一体、僕には何があるのだろう?っていつも思う。

その度に僕の役目は彼らが活躍している場所や
彼ら自身がどれだけ素晴らしいかっていうことを
広めていく事だって言い聞かせている。

だから大きな声で言いたい。

今年一緒に彼らに会いに行こう!
約束する。

必ずまた帰りたくなるから。

田子

2012年2月1日水曜日

エアーズロック

生涯感動スタッフの四條です。

いろんなツアーを企画したり見積もりしたり調べたり手配したりしているうちにいつの間にか自分が行きたくなって思いをはせていることがよくあります。
よく一般的に「旅行は計画しているときが一番楽しい」とかいいますね。それを仕事としてたくさんしているうちに実際の旅行経験よりもずっと多く脳内トリップをしてウキウキしているわけです。

今日「ウキキ。。。」となったのはオーストラリアのエアーズロックのこんなシーン。



夕日が沈む一時間前に出発してエアーズロックの見える野外で夕食。そのうちに星空が広がってきて、ワインを飲みながら南十字星を眺める。


昼間はらくだに乗って探検。らくだのコブってすごくあったかいんでしょ?なんかつぶらな瞳に表情もいいねぇ~。
気球に乗るのもいいね~。地球は広い。空も広い。

お客様にこのウキウキを体験してもらえるように日々精進!なのです。