2011年3月30日水曜日

前に進む勇気

東北・太平洋沖地震から間もなく3週間を迎える昨日、電力の問題もない大阪の長居スタジアムでサッカーの日本代表とJリーグ選抜チームのチャリティーマッチが行われました。

様々な経済活動が自粛される中、徐々に始まった前向きなニュース(被災地への配慮を最大限にした上でですが)が聞こえるようになったことは、将来に向けて大切な一歩になったと思います。

1月にアジア大会を優勝した日本代表に、Jリーグで活躍する選手たちが戦う。その中に44歳にしていまだに現役を続けている三浦和良選手の姿もありました。

小学生の頃から見続けている選手が、いまだにプレーを続けていることに驚きと尊敬の念を抱いてしまいますが、昨日のような機会でとても大事なゴールを決めることが出来る。そんな精神的な強さはきっと多くの人たちの胸に刻まれたことだと思います。

同様に、日本代表の先制ゴールを決めた遠藤選手が、ゴール後に腕につけていた喪章を天高く掲げ、チームメイトと全員と円陣を組みながら犠牲になった方々の冥福を祈ったシーンも感動的でした。

直接被災をしていない僕たちが、このような感情を持っていることは被災者の方々にとっては複雑なものだと思います。
でも今は彼らが希望のある将来をもてる状況を作るために、日常の生活を行える人たちは率先して行動し、日本を停滞させない為に行動をとる責任があるのかなぁって思ってます。

カズ選手のように多くの人たちに勇気を与えることは出来ないけど、自分に出来ることを積み重ねて日々過ごしていくことが、やがてみんなの笑顔に繋がってくれるといいなぁと、そう感じたチャリティーマッチでした。

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