2011年3月23日水曜日

今僕たちに出来ること

遠い昔の出来事のように思えてしまう、未曾有の大地震。。。
直接の被災地ではない東京で働いている僕らにとっても、生活のインフラに
影響があり、さも自分たちが当事者のように買いだめに走ったりしてしまう。

本当に苦しんでいる被災地の方々から見たら。。という視点に立って、最近は
最低限の非常食を確保する以外は、日常の流れに乗って生活しています。

毎日暗いニュースが報じられる中、避難所になった学校で、子供たちがお年寄りの
方々との交流をし、苦難を乗り越えようとしています。
子供たちの笑顔からは、どんな苦しいことも乗り越える勇気をもらえるような気がします。

そんな中今日選抜高校野球が開幕しましたね。
個人的には被災地となった東北・茨城からの参加校が良い結果を出し、人々に元気を与えてくれたらって強く思います。

一方足並みが揃わないプロ野球、チャリティー試合を来週に控えるJリーグ。
それぞれシーズンを前にした2つのプロスポーツの対応は見事に二つに分かれた感があります。

首都圏にチームを多く抱えるプロ野球(特にセ・リーグ)と日本各地にチームが分散しているJリーグ。
それぞれスタート地点が異なりますが、何を持って被災地の方のためになるかと言うことを考えると電力が不足している状況でナイター実施を含めた開幕を目論むセ・リーグの対応には違和感を感じてしまいます。

プロスポーツを楽しみにしている人々がたくさんいることは紛れもない事実で、開幕を待ち望んでいる人々も多くいるでしょう。ただ、本当に苦しんでいる被災地の方々にはその声は届かないのでは??と感じます。

プロ野球も興行として、試合を行わなければ成り立たないと言う大儀はあるでしょう。しかし人々の犠牲の上で行うということは本来の姿から離れてしまっているのではないでしょうか。

4月後半に再開をするJリーグ。当面はナイターの試合は行わず、各種大会のレギュレーションも変更した上で日程を進めていきます。

セ・パで見解が分かれ、交流戦、日本シリーズの調整も行わず、それぞれの思惑でその場の対応をしている野球界には幻滅気味です。調整を出来る人がどこかにいないものでしょうか。。。

早くプロスポーツが再開され、それを多くの人々が観戦し、喜びを分かち合える環境を整えることこそ急務なはずですよね。

僕もたまたまチケットを買っていた、Jリーグ再開初戦。
今はその試合を観戦に行くって言う一つの楽しい話題が、不安に過ごす日々の中でのモチベーションになっています。

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