2011年2月28日月曜日

未だ寒い。けど充実!

前回お伝えしていた、今回のラウンドはいろんな意味で内容の濃いものとなった。仕事の打ち合わせも兼ねていたので前日から現地に入ることになったのだが、我々のパートナーであり、個人的にはまさに師匠というべき中島プロ(⇒ http://www.golf-ism.com/nakajima/)から即席レッスンを受ける事に。



翌日に本番が控えているので出来れば大幅な手直しというか、変更は避けたいところだったが、そこは情熱がその人気を支えている中島プロ。酷いスイングを見ていると生理的に我慢できないのか問答無用で、数球私の打球を見送った後、「Kzさん、150ヤートピンに手前の池の左端からボールを通して打ってください・・・(ニコ)」。それが不可能なスイングをしているからのオーダーなわけで、当然何度打っても成らず・・。「変えない」事を決めたばかりの私の宣言はあえなく、瞬時に蒸発。ただ、効果は絶大でゴルフ人生で味わったことの無い『音』と『打感』。

「これが本当のインパクトって言うんですよ」

「但し、明日は期待出来ません。恐らく滅茶苦茶になりますから、前のままでも・・・・」

そんな不吉なアドバイスなど殆ど気にならない程の体験に結果はどうであれ、「目指すべき」形が理屈でなく体で味わえた充実感一杯で翌日に。




春めいたといはいえ、まだまだ朝は寒いゴルフ場の朝であったが、内容もまさに「春未だ遠い」と相成った。目標を遥かに上回る96点。さすがに長いクラブは無理と判断してアイアンに限って前日の速攻開眼(?)スイングを「変えることなく」継続。そんなに甘くないことは神様に聞かなくても解かっていたがやはり一度トラブルとどうスイングをして良いのか解からなくなり、ちょっとしたパニックを起こす。それでも何度か発生した快感に近い『打感』と最後にゆっくりと左に落ちる『放物線』。「これを守らなきゃ」と密かに喜んだ。

終了後、ご一緒したお客様「MrホイさっSir」がご自身の結果に満足なさらなかったようで突如「中島プロのところに行って練習だぁ~」。一同、一度「唖然」とするものの、風呂にも入らず、コンペの表彰式にも出席せずにプロの待つ練習場へ。

写真はご一緒した「Mr升田」が夕日の中で中島プロのレッスンを受けているところ。私はのんびりと見学を愉しんでいたが、「Kzさん何をしているんですか?」のプロの一言を皮切りに下半身があちこち悲鳴を上げるほど打ち続ける事に。予定外の事が多かったが、「変えない」で済みそうな、打ち込めそうな光が出てきた事が何よりの収穫であった。

プロ、有難うございました。



Kz


2011年2月27日日曜日

8番ホール「展開」

あまりの混乱に7番ホールの次が7番ホール?と書いてしまった升田です。

そして、中島さんの次の一言。「升田さんはこれで手(腕の)ローテーションはマスターしました。次はボディーターンでフックボールを打ちましょう」
何だか良く解りません?どうやって打つの?詳しくは言えませんが(企業秘密なので!)なにしろ今までやって来たこととは180゜いや450゜位違うメニューなのです。
全然違う動きで、同じボールを打つなんて!!天才升田幸三もこんなところで挫折か!仕方がない「乗りかかった船」という言葉もあるくらいだから・・
「右の腰(股関節)の前で打つ」とか「手は下に振る」とか・・私の想像を超える動きに、昭和の大天才升田もいささか・・解らなくなりました。

暫くして中島さん「それでは、升田さんはこれからすべてスライスボールを打ちましょう」と来た。
おいでなすった、待ってました、私の得意中の得意のスライスボール?アマチュアの大多数の人が悩んで悩んでいる球種です。
「解りました」と答え、打ちました。
もう皆さんにはお分かりでしょう、私の次の一言が・・・・・・・・
「ナイス!フェードボール」中島さんの朗々とした声が練習場に響きました。
「升田さん、やりましたね!次は・・・・」
またまた、やられました。中島さんに。
一体この人はどこまで「欲張り」!な人なんだろう。でも正直、嬉しかったです。

言葉にすると以上の様な顛末ですが、この間、私なりに紆余曲折の数々。
筆舌に尽くしがたいストレス(仕事ではめったにお目にかかれない!)があり、
自信のかけらもなくなりかけたところの「光明」が見えた気がしました。
まさかこれも想定内?やだやだ、こんなことしていたら大変なことになるぞ!
結局「中島マジック」に翻弄されてしまった私でした。
こうなったら、どこまで「騙されるか」中島さんとの根くらべだ!
後9つ!克服できれば・・・

9番ホールへ

    升田幸三

2011年2月25日金曜日

イチゴのシーズンまっさかり

先日、イチゴ狩りにいってきました。品種は”紅ほっぺ”と”あきひめ”というのがありました。驚いたのが、イチゴの苗の位置、なんと胸の位置ぐらいにたくさんのイチゴが垂れ下がっています。イチゴ狩りというと、しゃがんで採るスタイルとばかりと思っていましたが、とっても採りやすくなって、食べる速度もおのずとあがりました。




イチゴ狩りの特徴は、食べ放題ですが、これが本当にうれしいですよね。いつもケーキの上に上品そうにのっているイチゴをワイルドに食べられるので、何かいけないことをしているような気分になります。時間は場所によって20分、30分、40分の1本勝負、ほとんどの場所では30分を採用しているようです。私は、40分のものでしたが、40分でも少し足りないかなあという感じでした。もちろん、お腹いっぱいになったのは間違いありません。


料金はだいたい、1500円が平均で、スーパーで1パック300-500円ですから間違いなく、もとを取る事は考えてはいけないでしょう。ただ、私がこないだ感じた満足感はなんだったのでしょう。たぶん、自分で苗から、最高のイチゴと思えるものを選んで食べられるということかもしれません。じっくり吟味するという意味でもやっぱり40分は欲しいですね。


採り方はいろいろあるようですが、私が無数のイチゴを食べる中で感じたのは、たくさんぶら下がっているイチゴにだまされてはいけない!ということです。いろいろ探してみると、苗に近いところに、太い茎に一つか二つついているイチゴがあって、それは歯ごたえがあり、甘みの濃いものだということが分かりました。食べ放題後半は、それを狙って食べていました。

ぜひ、皆さんも今がベストシーズンですからチャレンジしてみてください。

お腹を壊す事は覚悟しなければなりませんが…

板倉

7番ホール「混沌」

さて、中島さんに言われたことが多すぎて、どれから手をつけたら良いのか?
中島さんに診てもらうと「まず、全部フックボール(左に曲がるボールのこと)を打ちましょう!」・・・
よ~し何でもいいからフックを打ってやろう!と始めたのは良いけれどこれがなかなか難しい。
真夏の暑い中、中島さんは、つきっきりで1打1打声を掛けてくれる、「ナイスショット」「スイングはあっていますよ」・・でも当の本人は全然納得いかない?右に行ったり、左に行ったり、挙句の果てには真っ直ぐに素晴らしいボールを打ってしまいました!
すかさず中島さん「今のは駄目ですよ!」「そんな!今のボールは真っ直ぐな良いボールでしょう?」「良いですか、升田さんはフックボールを打つ練習をしているのですよ、左に曲がらなければ駄目!」とニコニコしながら・・
この後、私は意地になって中島さんの前で全部左にひん曲がったボールを打ち続けました。
「ナイスショットでした。今日の練習はこのくらいにしておきましょう。お疲れ様でした。」・・「これで終わりですか?この次は?」「そうですねー、今の打ち方を続けて下さい、1週間後に又診せて下さい」と・・
こんな練習1週間も続けるのか?でも何故?升田は基本が出来ていないのか?何故何故・・考えれば考えるほど解らなくなりました。
でも一度始めたこと、升田はやり遂げて見せる!中島さんを「まいった!」と言わせるほど、ずっとずつと「フックボールを打ってやる」と・・・・・でも私の欠点10のうちの1つにこんなに時間をかけて・・こんな調子で良いのだろうか?
今の私には、何から手をつけたら良いのか解らない?
失礼だけど、この「バカバカシイ練習」をしてこの先何が出てくるのか診せて貰おうじゃあないですか、中島さん・・半分「ふくれて」「心配で」「喧嘩腰で」「頼りにしているのに」等々いろいろな思いが交錯する升田でした。
今思えば、何と失礼で傲慢で不遜な私でした。
そして1週間が経ちました。
不安と期待でいっぱいの私に、「升田さん、疲れたでしょう!」とニコニコしながら声をかけてくれました・・
そして、驚くべき課題を授かったのです???

 7番ホールへ

升田幸三

6番ホール「挫折」

それ以来、すっかりいい気になり90代を連発、それも90~93です。
80代の後半も記録して、前途洋々でした。
ところが、その舌の根も乾かないうちに突然スコアが乱れ始めました?
100を超える時もあり・・何が何だか分からなくなりました。
このままではせっかく築いたはずの「升田マネージメント」が崩壊してしまいます。
中島さんにSOSです、「藁をも掴む」気持ちとはこういうことかと思いました。
中島さんは言いました「升田さんは10の悪い箇所があります」・・
ええー???それを1つずつ治して!行かない限りスコアは良くならないですよ・・と。
そんな、だって実際に80代のスコアも出たし、後は微調整すれば良いのかと思っていましたが・・・・・
「いままでは、その10の悪い個所が隠れていただけで、交互に出たり一度に出たりしたら収集がつかなくなりますよ」
事実そのとうり、早く言ってくれれば良いのに!
「正しいスイングを身につけないと誰でもそうなるのですよ」と・・
「中島さん、解っていたんですね。それなら先に言って貰えれば・・」
「升田さん、初めからいきなりすべてを話したら、それでもあなたはゴルフを続けますか」
確かに私の性格からして、止めてしまうかもしれない!
ええ!そこまで見越して進言してくれたのか!

中島さんの真意が解りました。
簡単にいえば「ある程度まとまってはいるけど、まだまだ」と言うことです。
そんな私をいかにしてひっぱり上げるかと考えての苦肉の策です。
それからの私は「苦痛」「苦悩」・・辛いことの連続でした。
なにしろ基本から間違えていたのですから。
腕のスイング軌道が違っていますよ!体重が後ろにかかっていますよ等々
ありとあらゆる「叱咤激励」「スパルタ指導」・・この年になって、こんなことをするなんて・・・・・・・
でも私は負けません。そして中島さんも諦めません。
中島さんは言いました「今までの升田さんをバラバラにして、正しい姿にしますよ。頑張りましょう」と・・
よ~し、どこまで出来るかやってやる!と・・・

他人をその気にさせておいて、思いっきり突き飛ばして、そして拾い上げる。
常に上を目指し、希望を与えて・・
中島さんはそんな人でした。

7番ホールへ

2011年2月24日木曜日

またカツカレー食べましょうね

神保町と水道橋の中間くらいの小道に
まんてんというライスカレー屋がある。

そう、
ここはカレーライスではなく、
ライスカレーを出す貴重な店だ。

ライスカレーと言えばカナダを舞台にした
ドラマで僕が大好きな倉本聰さんの
作品であったな。

ライスカレーであるためのその定義は、
・スプーンが冷たい水が入った
 コップに刺さって出てくる。
・粘度があるルーに福神漬けとラッキョウ
 が添えられている。
・グリーンピースが3つ乗っている。
と、ドラマで言っていたのを良く覚えている。

で、そのまんてんというライスカレー屋は
このような感じ。


定義とちょっと食い違うところがあるけれど、
ほぼ理想に近い。
そして、小さなカップに入ったアイスコーヒーも
出てくるから、その定義なんて吹き飛ばすくらい
の存在感がある店なのだ。

何せ、文句の付けようがない。
ご飯も多く、ルーはカツの上にも掛けてくれる。
もし、食べている途中でルーが足りなくなると、
ただでまた掛けてくれる。
(ダブルどころか、トリプル掛けなのだ)

今日はちょっとルーが少ないな、
ご飯とルーの量バランスが悪いな、
なんていう不満を微塵も持つことのない
完全顧客主義を貫いている。


実は僕はちょっと寂しくなりこの店に行った。
僕をこの店に連れて行ってくれた人が、
少々遠くに行ってしまうから。

その人は僕が辛かった時、全くその話も出さず、
この店に連れて行き、お店でも一番ボリュームの
ある全部乗せ大盛カレーを頼ませて、
もう食えない、揚げ物ばかりなのがきつい、
もう一年くらいはカレー食べなくて良いやー
なんて言い合って、ちょっとの間その辛さを
忘れさせてくれたのだ。

あの時は本当にありがとう。

そしてまたいつか一緒にこの店でカレーを
食べてどうでも良いことを言い合いたい。

いくつになっていても、その時は絶対に
全部乗せ大盛で。

成功を心から祈っています。

田子




2011年2月22日火曜日

強くなる為に

今サッカーの世界で常に名前が取り立たされるチーム『バルセロナ』。

自チームの下部組織で成長た選手たちが、トップチームで活躍し、クラブの価値を高める。
と~っても効率的にチームを運営できる良い方法です。

今世界のサッカー界は、結構不況に苦しんでいてチーム運営のために移籍金のかからない
自前の選手を育てようと言う動きが出ているんです。
とはいっても、大富豪がオーナーとして君臨しているチームは数十億と言う、訳もわからない高額で選手を他のチームから移籍させ強化を図ります(これは他のスポーツも含め世の常ですね。。。)