2012年8月28日火曜日

ドイツ人の習慣

こんにちは、生涯感動スタッフの四條です。

先日ドイツ、オーストリアに行ってまいりました。

有名なノイシュバンシュタイン城を訪れたときのこと、ノイシュバンシュタイン城が完成したときにもらったという引っ越し祝いのパンと塩がまだ残されているのをみて大変驚きました。

ビスケットの大きいものみたいな風貌でしたが、かろうじてパンだったことがわかるもので、見た瞬間なんで食べなかったのだろうと疑問に思っていたのでした。

日本でいう引越しそばの代わりにドイツでは現在でも引越しパンと塩を贈るのだそうです。でもそれは食べることなく飾っておくというのが習慣だそうで、鏡餅みたいな役割なのかな?と理解しました。

時間に大変厳しいドイツ人、何時何分といったら、それ以上でもそれ以下でもない、ぴったりオンタイムで動く彼ら。ノイシュバンシュタイン城も入場はグループごと分刻みで決められているのでした。その時間以外は決して入場できず、5分前行動の日本人からみてもかなり厳しいかなと思いました。

しかしながら誰かに夕食に呼ばれたときだけ5分遅れていくのが習慣だそうです。おもてなしをする主人が5分だけ休めるように。

今と昔、東と西、北と南。形が違うのでつい自分たち、そして日本に置き換えて考えてしまいますが、同じ人間が作り出す習慣。本当に面白いですよね。

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