2012年1月11日水曜日

ユーコンカヌーとツンドラハイキング

こんにちは。

生涯感動スタッフの四條です。

今日、皆様へお届けする2012年の旅のダイジェストが届き、皆様にお送りする準備をしています。

 

今年の生涯感動の旅は今までよりももっともっと世界に足を伸ばしたラインナップとなっておりますが、その中でも今日はカナダのお勧めツアーのお話をしようと思います。

 

「ユーコンカヌーとツンドラハイキング」

時期は8月下旬。このころ、極北の大地はもう秋です。

 

実際私は2010年にあるご家族と同じ日程でカナダ・ユーコンへといってきました。このツアーはユーコン川で川を下りたいというお父さんと、ツンドラの赤い紅葉のじゅうたんを見たいというお母さんの意見を織り交ぜて企画した日程でした。ユーコン川でのキャンプを二泊、その後はツンドラ紅葉のきれいなチュームストーン準州立公園へとハイキングをするという、ユーコンの秋の醍醐味を一度に味わってしまうという欲張りプランです。

 

ユーコン準州というのはカナダの10の州、3つの準州のうちのたった一つでありながら、日本の国土の約1.3倍あります。その中で人口はたった3万人ほど。ほとんどが手付かずの大自然。日本人にはちょっとその広大さが行ってみないと実感できないほどだと思います。

 

川にカヌーで出れば水の音、風の音、鳥の声、葉っぱが風でゆれる音。人口の音がひとつもないことに一瞬、戸惑うほどです。ユーコン川の上流部であるレイクラバージを出発して30マイルはユーコン川の中でも最もきれいな部分で、キャンプをしてみると、おいしいお魚が釣れたり、川の水をそのまま料理に使えたり、川のすばらしさを実感しました。夜には焚き火をしながら星を眺めオーロラを待ち、朝には朝もやの中コーヒーを飲む。アウトドアなんてほとんどしたことのなかった私が単純に「いいなぁ」と感じていたのでした。

 

その後、ツンドラの紅葉を見るためにチュームストーン準州立公園へ。ツンドラとは永久凍土の大地です。未舗装の道路を走っていくと森林限界のラインがところどころで確認でき、その大地を踏んでみるとスポンジのようにふわふわ。じぃっと足元を見てみると、多くのベリーやコケ、地衣類など、小さな小さな箱庭の世界があり、それが永遠に広がっていると思うと、その広大さにくらくらします。そしてベリーやバーチの木が真っ赤に染まり、まるで赤いじゅうたんのように広がります。赤のじゅうたんになるのは一年でも一週間ほど。極北の季節の移り変わりは早く、どんどん冬に近づいていきます。

 

ユーコンに行ったのはもうこのときで5回目でした。でも毎回新しい発見やユーコンの人々との出会いがあり、そのときの心模様によって自分の中に入ってくるものも変わっていきました。自分は、人間はちっぽけだなって、そしてそのちっぽけな自分が悩んでいることもちっぽけであることを感じるのはいつだってユーコンにいるときでした。ユーコンはどこも写真では撮りきれない景色ばかりです。そしてその景色の中に入ることも季節が動いていると感じることもそこに行ったから。

 

世界のいろんな場所で感動できる場所がありますが、私はそのひとつはきっとここなんだと自信を持って言えます。何かの資料よりも数字よりも実感として。

 

ということで今年真っ赤に染まるツンドラの大地ときれいなユーコン川へ一緒に出かけませんか?

 

 

 

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