2012年3月16日金曜日

コラム

ブログを書き続けて数ヶ月。
一向に文章がうまくなる気配を感じられません。。。

最近携帯電話で便利なアプリがあり、日刊紙の主要コラムが纏められたものがあるんです。

通勤途中などちょっと時間が空いたときに主要紙(春秋、天声人語、編集手帳)や地方紙のコラムに目を通すようにしるんです。特に地方紙のコラムは、その内容やタイトルなど、その地域を感じさせてくれるものとなっていてとても面白いのです。

例えば15日付けの琉球新聞の金口木舌。
泡盛の表示法違反に関する内容で、酒造所が警告や指導を受けたということが本題なのですが、さらっと、泡盛を広めた知事(故西銘順治元知事)のエピソードが書かれているのです。
『泡盛を置いてくれるならまた来るよ』と言ってまわって都内のお店に泡盛を広めていったそうです。

さらに16日付けの河北新報社の河北春秋
今は亡き作家の井上ひさしさんのエピソード。
「恩おくり」と言う辞書にもないこの言葉を大事にしていた井上さん。
『受けた施しや恩を、直接その相手に返すのではなく、自分ができるようになったときに地域や周りの誰かに返す』と言う意味合いということなのですが、小さいころ井上さんが体験した秘話をもとに、震災ボランティアの方への「恩おくり」へと結びコラムを終えています。

短いが興味を引く導入部、そしてその話を膨らませて、最後にシンプルに結論に導く文章。

確か学生のころ「起承転結」として習ったことが、見事に反映されてるのです。
さらに深い知識や観察力が結びついて魅力的な文章になっています。

結:魅力のある文書をかけるように、まずは立派な文章をたくさん読み、実践するのみと思った金曜の夜なのでした。。。

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