2012年6月8日金曜日

南極

海外旅行で訪れてみたいエリアに南極がある。日本からははるか彼方、冬は氷に閉ざされ、行く手を阻む。夏でも、荒れることで有名なドレイク海峡が大きなクルーズシップでさえも、まるでお風呂に浮かべた船のように弄ぶ。

こんな、人間を拒むかのような自然と調和できた先に、南極大陸は現れる。


そんな努力をしたにもかかわらず、ほとんどのクルーズは、南極の玄関口である南極半島を少しめぐり、南アメリカ大陸、またはオセアニアへと戻って行く。しかしながら、南極の氷河はほかのそれらとは、わけが違い巨大である。アデリーペンギンなど、南極物語で知られるようになった、ペンギンが大陸に陣取っている。

このドレイク海峡を乗り切った人々の聖地がいま、崩れようとしている。なんと。飛行機でドレイクを飛び越えてしまうのである。
これで、ほとんどの方に門戸は開かれたと言えよう。

ただ、最後の壁である、費用を乗り越えるのは、地道な積み重ねでしかないのだろうか。

凡人

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