2011年4月11日月曜日

震災に向けて

中島さんとのお話の最中でしたが、この度の未曾有の震災で頭がいっぱいになってしまいました。
この震災は「天災」のあとに「人災」が来て・・・驚き、憤り、呆れてしまいました。「地震」「津波」「放射能漏れ」の三重苦が一度に訪れたのは不運ですが、その対応があまりにも「稚拙」であることは周知の史実です。
あれから1カ月にも経つのに、いまだ収束出来ないのは一体何故でしょう。

我々は、一体何が正しいことなのか確認できません。
ブログ・ツイッター等(海外メディアも含めて)では、一般のマスコミ報道とは違う記載が沢山ありますし、対応の拙さを加味すると、「政府」「東電」は国民に正確な報道!をしていないのが「真実」に思えてなりません。
イソップ童話か何かに・・「オオカミが来た、と言って大人を騙して喜ぶ子供」の話があったと記憶していますが、今回はこれと同様なような気がします。
その結果は、ご存じだと思いますが何度も子供に騙された大人達は、本当にオオカミが来た時、皆食べられてしまったと言うお話です。
どんな事情があったかは我々には知る由もありませんが、指導者(今回の場合は政府・準国営事業者である東電)は物事の順番(優先順位)くらいは解っていてほしいものです。
その例を挙げれば切りのないほどで、「苛立ち」や「義憤」を覚えます。

升田は思います、国を司る人々(政治家・官僚・・)は人間の心を持って行動すべきです。
そして、「経済学者」や「哲学者」や「政治家」・・である前に、人間として考えて欲しいものです。
大学の「弁論大会」じゃああるまいし、立派な「理論」や「美辞麗句」を並べたところで結果が伴わなければ、かえって逆効果であることを「肝に免じる」べきです。それどころかその行為が「欺瞞」「虚偽」にすり替わってしまうことを知っているのでしょうか?

升田は、政府当局の方々に「怒り」を通りこして「懇願」したい気持ちでいっぱいです。
人として「正直」になって欲しい。
出来ないならば、「出来ない」と言って欲しい。
そして、他人に聞き指示を仰ぎ解決して欲しい。 
自分の言ったことに「責任」を持って欲しい。                       
子供のころに何処かで聞いたような気がしますね?????
こんなことも出来ずに、解らないとは・・・・・・・・・・・
そんな人達を選んだのは私なのに・・・
升田は、考えれば考えるほど、書けば書くほど・・情けなくなってきました。

そして何よりも、被災地の方々の生活や精神状態・健康状態・・を思うと言葉に詰まります。
そして現地で活動している方々のことも、頭の下がる思いで一杯です。

今回は筆を置かせて下さい。


          意気地無しの升田幸三

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